LUCQUES風オーソブッコのオーブン煮
年末に見たJulie&Juliaのボーナストラックに収録されていたレシピを参考にして作ってみたオーソブッコのオーブン煮です。
出来上がったものこそBœuf Bourguignonに近いですが、細かい点で色々と異なっています。
ハリウッドに複数のレストランを経営しているお店のレシピで、軽さを重視した日本の料理にはない、“アメリカ”っぽい重い料理。フレンチのように手間がかからないのはありがたいけれど、その分繊細さや丁寧さには欠ける部分もあります。しかしながら、既にしっかりとしたソースがかかっているのに、レフォール入りの生クリームをのせることで更にクリーミーでコクが増した味は、日本ではなかなかお目にかかれないタイプで、これはこれで病みつきになりそうです😋
ボーナストラックのレシピではフォンに完全に浸すことなく八分目の量で加熱していましたが、やはり完全に浸して煮る方がしっとり仕上がる気がします。
オーソブッコはゼラチン質も豊富なので、美肌に良いですね💘
元のレシピはLUCQUESのものですが、作りやすくより美味しくするために変更したものをUPしておきますね♪
🍳 材料(材料はLUCQUESのものを踏襲しています)
・骨付き牛すね肉(オリジナルはショートリブ。日本では牛バラ肉の方が入手しやすいです)
・玉ねぎ☆
・セロリ☆
・にんじん☆
☆はミルポワと言います。1cm角程度に切る
・バルサミコ酢
・フォン・ド・ボー又はビーフコンソメのキューブ(水の量に合わせ増減させる)
・ポートワインまたはマディラ酒 2cup~1bottle
※ポートワインと水で肉がひたひたにかぶる程度の水分量にする。
・タイム(映像ではフレッシュなもの)
♢ブーケガルニ
・ローリエ(映像ではフレッシュですが、ドライを使いました)
・長葱又はポロ葱の葉の部分(入れても入れなくても)
・セロリの葉の部分(入れても入れなくても)
○ 上に乗ったクリーム
・生クリーム
・ホースラディッシュ
・レモン汁
※サワークリームにホースラディッシュを加えたものでも可
- 肉は1時間半ほど、塩こしょう、タイムでマリネしておく。
- マリネした肉をよく熱したフライパンでこんがりと焼く。
- 肉を焼いたフライパンでミルポワを炒め、塩、こしょう、タイムを加え玉ねぎが透き通るまで炒める。バルサミコ酢をひとまわし加え、ポートワイン、フォンドボー、ブ―ケガルニを加え肉を戻し、オーブンで3時間加熱する。(この時、肉が水面から出ていると乾燥して固くなるので、注意する→今回の反省点)
- 肉を取り出し、野菜を濾してソースだけにする。
- 1日寝かす。寝かすことで肉のうまみが再度肉に浸透する。温める前に固まった脂を除くとよい。
- 煮汁を煮詰めソースにする。(ソースの中で、煮込んだオーソブッコを温めて提供する)
オーソブッコよりショートリブの方が軟らかくプルンと仕上がります😋