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Linda's Happy Panic!

大学受験から4日目。

2018.11.28 15:10

受験が終わって3日が過ぎ、4日目の今日、本や資料を少し片付けた。


受験問題(英語論文)は難しく、3カ月程度のガリ勉では全く歯が立たなかった。終わった直後は問題を見る気がしなく、3時間後の面談の際、問題のついての質問があったのでしまったと後悔もしたが、いや、もういい、とにかく終わってよかった、と、誰もいない会社で泣きに泣いた(大学は会社から5分のところなのである)。

ひとしきり泣いて落ち着き、劇作家である息子の公演に行った。引きこもり女子に起こった奇跡は、とても日常的で、神は欲張らない彼女が愛おしかったのだろう。舞台は大きなスケッチブックになっており、女優2人のイキイキとしたやりとりに、さっき泣いたカラスは大笑いであった(しかしながら、森島縁はもぐもぐ芝居の天才だ)。紙の中の神の世界。息子の書く話と演出はいつも新鮮で面白い。


芝居の後、気心のしれた友人2人が「試験お疲れさま会」をしてくれた(芝居も観にきてくれた)。禁酒の日々だったので酒が飲めるのかどうかも不安で、薄めのジンジャーハイボールを頼んだ。結果全く酔わず(薄いからだろう)身綺麗に帰宅した。



翌日月曜は出社。仕事を終え、英会話講師のアレックスと一緒に受験問題を解いてみた。内容は哲学の例えばで、日本語でも作者が何を言いたいのかよくわからなかった。アレックスも難易度の高さにびっくりしていたので、日本は入る時が大変なんです、と説明した。


夜は友人が泊まりに来てくれた。久々に自分らしい食事を作り、合否はまだわからないがま、いいか?とシャンパンを開けた(楽しかった)。


火曜日。昨日は、絶対行こうと思っていた文化服装学園服飾博物館の「ブルックス ブラザーズ展ーーアメリカンスタイルの200年、革新の2世紀ーー」。

二階展示室のドアを開けると壁一面に白のオックスフォード地のボタンダウンシャツ。

入門者の一枚であると同時に極め付けの一枚でもあるこの定番中の定番の愛用者であったアンディ・ウォーホルの写真、トランプ大統領就任式の写真(オバマ前大統領とトランプは、ほぼお揃いのブルックスブラザーズのコートを着用)。「ブルックスブラザーズを着ないで、どうやってアメリカの大統領になるの?」というコピーの広告コンテもあった。


ちなみに、歴代大統領でブルックスブラザーズの顧客でなかったのは、倹約家のジミー・カーターと専属のテイラーがいたロナルド・レーガン。就任後に顧客となったアブラハム・リンカーンはコートを特注。裏地にはONE COUNTRY,ONE DESTONY(ひとつの国、ひとつの運命)と刺繍された。


(明日以降へ続く)

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