５月１日メーデー　釜合労は炊き出しのあとセンター（バス「釜ヶ崎」前）を午前１１時２０分出発です

　毎年５月１日は全世界の労働者が立ち上がり団結し、労働者の地位や労働条件の向上、人権や労働基本権の確立、民主主義の発展、平和の希求等を社会に向けてアピールする日です。

　「みんなは一人のために、一人はみんなのために」が釜合労の基本理念です。このことを踏まえながら声をあげましょう。

　ここ日本の釜ヶ崎では「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」「あいりん職安は仕事の紹介を行え」「大阪市は施設収容をやめろ」「花園公園のカギを開けろ」が釜合労の当面の運動方針です。

　釜合労、釜ヶ崎炊き出しの会はセンター南西角（バス「釜ヶ崎」の前あたり）に集合して下さい。午前１１時２０分に出発し、センターを中心にその周りを１周します。約１５分ほどのデモ行進です。

　花園公園は今から８年前、当時の吉村洋文大阪市長が「だれもが利用できる公園にする」との口実で行政代執行を行い、花園公園で生活しているすべての人たちを強制排除しました。

　あれから８年。いまだに公園のカギがかかったまま、公園の南側半分はその地域の花園公園運営委員会なるものが好き勝手に使い、労働者等が使っていた北側にちゃっかりテニスコートを作り、「だれもが利用できない公園」になっています。

　吉村洋文氏はペテン師です。現在大阪府知事になっていますが、今度はセンターつぶしをねらっています。その口実が「センターは耐震性が弱いから」というもの。

　ちょっと待てよ。大阪府の知事室がある府庁本館はセンターよりも耐震性が弱い建物。そしたら、つぶして建て直したかというと、さっさと免振工事をして使っています。そしたら、センターも耐震工事をして使ったらいいだけのこと。　

　吉村知事（大阪維新の会）の狙いは花園公園で生活している人たちを追い立てただけ。今度はセンターつぶして労働者を散り散りバラバラにし、見えなくしてしまう。これがねらいです。このペテン師にだまされてはいけません。

＊４月２７日（土）三角公園で「センターつぶすな」集会、デモが行われました。