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アメイロアリ

2018.11.29 11:55

ヤマアリ亜科  

アメイロアリ属:日本には8種が記録されています。岐阜県にはアメイロアリのみが生息確認されています。  


アメイロアリ( Nylanderia fiavipes ):北海道・本州・四国・九州・琉球列島(徳之島以北)に分布します。岐阜県では全県に分布する最も普通なアリです。林内から草地の石下や腐倒木内などに営巣する。体長:2~2.5mm。  


写真①:アメイロアリ(左)とムネアカオオアリ。岐阜市 30.IX.2016

写真②:葉上のアメイロアリ。胸部に4対の剛毛をもつ。岐阜市 14.XI.2015

写真③:蚊の死体に集まったアメイロアリ。岐阜市30.IX.2016

写真④:蛹を運ぶアメイロアリ。飛騨市 13.VIII.2015

写真⑤:働きアリを正面から。大顎には6歯ある。三重県鳥羽市 21.I.2016

写真⑥:巣内の女王アリ。和歌山県串本町 25.II.2017

写真⑦:ドングリ内に作られた初期巣。岐阜市 19.X.2017

写真⑧:有翅女王アリ(右)と働きアリ。高山市 28.IX.2018

写真⑨:巣内の様子。オスアリが見られる。大分県国東市 2.VI.2014

写真⑩:巣内のオスアリ(左)。岐阜市 2.X.2013

写真⑪:アメイロアリは胸部と脚は黄褐色、頭部と腹部は黒褐色である。岐阜市 13.XI.2015

写真⑫:和歌山県潮岬の林内土中で見られた全身が黒褐色のアメイロアリ。和歌山県串本町 2.IV.2018

写真⑬:この黒褐色のアメイロアリは別種の可能性がある。和歌山県串本町 2.IV.2018