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一段落して

2018.11.29 13:39

イベントが終わって、完成した試作品のスイムテストに行ったり、オーダー品や在庫の製作、新色を考えながら塗装と健全な姿に戻りつつある I 工房です。

 

先のJFLCC大阪でデビューとなった新型たちですが、いつも通りオーダーも受付ておりますので、ご注文やご質問がございましたら下記へのメールか、フェイスブックのメッセンジャーでお願いします。

✉ i_koubou_tenkei@yahoo.co.jp

 

さて、イベント時に新色を追加することは結構あるのですが、今回はほんとうにイベント日の1週間前に『あ、こんなん欲しいナ』という、ほとんど無意識に近い欲求から追加したカラーがありました。

 

グリーンシャッド/チャート

グリーンシャッドのパールホワイトやマスタードをチャートに差し替えるだけなので、考えることすらなく塗り始めて1匹も釣ってない状態で『これが釣れんワケがない』とそのままJFLCCに持って行ったものです。

 

チャートというとブルーバックやブラックバックが定番ですが、ルートビア/チャートの派生形みたいなのが欲しくなって塗ったもので、釣れるのは分かっていてもホントに釣らないままではイカンだろうと製作者の責任を果たすべく試作品のスイムテストのついでに釣ってきました(笑)

 

この数日前に琵琶湖の水温が13℃ぐらいだと聞いたので、私の地元なら平均11℃ぐらいだと思います。

 

すでに魚体が白くなった冬仕様のバスを数匹、水深50㎝のレンジでデッドスローリトリーブのみで釣ってきました。

 

足場が若干高いのとオカッパリでロッドが1本だけなので硬めのロッドでしたので、予想はしていましたが弾くこと多数。

 

バイト数は10を超えていたのでカラーとしての機能も上々かと。

 

9月の半ば過ぎから丸2か月ほど釣りに行っていなかったので、小バスとはいえ触れたことが嬉しかったです。

 

それとルアーの製作では、これもNewモデルのSW70に追加で塗ったカラーがあります。

 

オイカワカラーです。

オイカワはおそらく18年ぶり、以前はかなり簡略化した塗り方でしたので、ここまでやったのは初めてです。

 

ネットでオイカワの写真を集めて、PCのモニターに穴が開くほど眺めて『塗料はこれとこれで・・・手順がこうなって・・・ここはこんなかんじで・・・』と、かなり考えました。

 

ショルダーのグリーンのウロコ模様は手芸店で買った細目のチュールを使用して、下の黒が極細の筋になるようにしました。

ここまで細かい目だと、チュールが完全に密着していないと隙間にミストが入ってただのべた塗りなってしまうのでかなり神経を使います。

 

背中もオイカワといえば黒一色みたいなかんじですが、そんなオイカワは欲しいとも思わないので、結果として5色重ねた挙句、頭部にも若干の変化を加えたものにしました。

 

ボディサイドもツルツルのピカピカなのが多いですが、バスには刺激が強いのか嫌がられることが多く、抑え気味の反射になるようにしています。

 

そう、たとえクランク以外でも人間は釣れるけど魚は釣れませんみたいななり損ないは要らないのです。

 

あとは目玉を入れてトップコートです。

 

自分でも完成が楽しみ(笑)

 

それでは皆さん良い釣りを(b^-゜)