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21卒就活生が選ぶ、就職注目企業ランキング【大学別編】(vol.68)

2020.02.20 05:00

東大、京大、早慶、MARCH、それぞれの学生の注目企業は?


要旨:


就職活動は近年売り手市場が続く中、就活ルール廃止による通年採用や増加するインターンの見直し等、新たな試みが始まる一方、企業によって対応に差もあり、新旧交代の過渡期となっています。優秀な学生にいち早く自社を知ってもらうため、学生への早期接触を積極的に行う企業も多く、企業をより深く知るためにOpenWorkを企業研究に活用する学生が年々増加しています。(※)


今回の調査レポートでは、すでに10万人以上の登録がある21卒の学生ユーザーがOpenWorkでどんな企業に注目し、企業研究を始めているのかを調査しました。人気ランキングではわからない、学生が社員クチコミを「実際に調べている」企業にはどのような特徴があるのでしょうか。第1弾は、大学別の注目企業ランキングとして、東大、京大、早慶、MARCHそれぞれの学生が注目する企業を発表します。

(※)OpenWork学生ユーザー数 18卒:約19万名、19卒:約23万人、20卒:約24.5万人


【東大・京大】就職注目企業ランキング

コンサル人気の東大、地域色が出た京大

OpenWorkに登録している21卒学生が検索した企業を集計した今回のランキング。東大生の1位は野村総合研究所、京大生は関西電力が1位となりました。東大生の検索企業には人気のコンサル業界の中でも難関といわれるマッキンゼー・アンド・カンパニーがランクイン。京大生は1位の関西電力、3位のJR東海といった関西に拠点をもつ企業が上位にランクインしました。それぞれ、どういった働きがいや成長環境があるのか、新卒入社した社員クチコミから見ていきます。


「部署によっては若手のうちからプロジェクトリーダーを任される人もいるので、成長スピードは早いと思う。上司にもよるが、希望するキャリアプランに合うようにジョブアサインしてくれるケースも多いのではないかと思う。また、周りがすごく優秀なので、刺激は多い。(アプリケーションエンジニア、女性、野村総合研究所)」


「1年目から責任のある仕事を任せてもらえるので、プレッシャーがある反面自分が変わっていく感覚をクリアに感じることができる。クライアントから名指しで指名されたり、評価されることは自信にもつながる。(コンサルタント、女性、マッキンゼー・アンド・カンパニー)」


「働きがいは自分の働きが関西の地域社会を支えていると言う自負。若手を積極的に育てようという風土があり、特に入社後数年は研修が目白押しである。また、職場でのOJTも充実しており安心してスキルアップに励むことができる。国家資格取得も奨励されており資格を取りたいと考えている者にとっては良い環境の会社であると言える。(総合職、男性、関西電力)」


「自分の携わった仕事が社会に大きな影響を与えるところに働きがいを感じた。社内でキャリアを積み続ける場合、数年単位の部署異動で様々な部署を経験することで、多様な業務経験や俯瞰的な視野、社内での人間関係が培われて良いと思う。一方、社外にも通用するスキルを磨くという観点では、部署異動が必ずしも本人希望で行われるものではないため、特定の専門性を磨くことは容易ではない。(総合職、男性、JR東海)」


【早慶・MARCH】就職注目企業ランキング

早慶、MARCH共にアクセンチュアが1位

早稲田・慶應とMARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)のランキングでは、どちらもアクセンチュアが1位という結果になりました。また、上位に日系IT企業から楽天、広告代理店の電通・博報堂もランクインしています。総合商社では、東大と京大でもランクインしていた三菱商事がここでも上位にランクインしました。


「常に新しい分野に挑戦でき、優秀な人材に囲まれて切磋琢磨できる。退職した後、どこの会社でもやっていけるだけの実力をつけることができる。ただし、私が在籍していた頃は残業時間が半端なかったため、それなりの犠牲をする覚悟は必要であったかと思う。プロジェクトをベースに色々な分野に挑戦できるため、また個人のパフォーマンスに対する要求度は非常に高いため、一般企業に就職するよりも早い速度での成長が可能だと思う。キャリア開発はアサインされたプロジェクトの中で行われる。希望するプロジェクトにアサインしてもらえるようにコネを作ることやパフォーマンスを上げることが非常に大切。(コンサルタント、女性、アクセンチュア)」


「常に新しい事業やプロジェクトに挑戦していく会社ということもあり、他の会社では得ることが出来ないような刺激的な経験をすることが出来る。自分の仕事が社会の中で何らかの形になることを新卒社員のうちから体感することが出来た。他にはないスピード感を持って事業を展開する会社において、漫然としていては乗り遅れる、或いは存在感を発揮できないという意識を強く持つことが出来る環境であり、上長も積極的に若手を育てようとする為成長環境として文句のつけようがない。配属やアサインされる業務等で運要素がないとは言い切れないが、どこにいてもやりがいのある仕事があり、置かれた場所で力をつけていずれ自分のやりたいことをしよう、という熱い思いを持った社員が多い。(モバイル、男性、楽天)」


「働きがいは非常にある。社員の特性が千差万別なので、社内で打合せするだけでも、刺激があって毎日が楽しい。クライアントが求めてくる要求は時には厳しいものもあるが、その成果物が世の中に出て行くので、苦しかった時ほど達成感は非常に大きい。インプットの機会も選択肢も多いので、自分がスキルアップしたい領域があれば、本人次第でいくらでも成長できる。(営業、男性、電通)」


「若いうちから現場経験、特に海外でそれなりのポジションに放り込まれるので、現場マネジメント、海外企業との事業運営等々多くを学ぶことができる。終身雇用が崩れていく中で、海外の現場でマネジメントスキルを磨くことができるのは、会社を離れてもそれなりに評価されるポイントと思う。(海外営業、男性、三菱商事)」


データの集計について

データの収集方法

「OpenWork」の会社評価レポートへの回答を通じてデータを収集しています。

対象データ

OpenWork 21卒学生ユーザー107,237 名(2020/2/6時点)に限定し検索企業を集計しました。

東京大学:2,812名、京都大学:2,035名、早稲田大学:5,239名、慶應義塾大学:4,322名、MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学):9,365名。

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