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【守護神の一霊四魂】

2018.11.29 14:11

神道の概念に一霊四魂という考えがあります。 魂とは意思、霊とは真理です。 分かりやすく言うと、手の動きや呼吸は止める事ができますが、心臓を止めることはできません。 この様に私達人間ですら自然の一部です。 この人間の意思と自然の真理が繋がってこそ上手くいくのです。 また、四つの魂を大きく二つに分ける事ができます。 それが和魂(にぎみたま)と荒魂(あらみたま)です。 和魂とは交わる、共有する、協調すると言う、力を重ねる魂です。 荒魂は行動する、実践すると言う魂です。 神様が行動するときはどんな時でしょう? 例えば雷神は雷を落とす時、風神は嵐を起こす時です。 この様に和魂は我々人間に恵みを与えるありがたい魂ですが、荒魂は災いをもたらす厳しい魂です。 しかし、荒魂は決して悪ではありません。 嵐は我々人間にとって災いでも、自然界から見れば地球の淀んだ空気を綺麗にしてくれるありがたい存在です。 従って和魂と荒魂は【善】と【悪】ではなく【陰】と【陽】の関係です。 例えばあなたの頑固さが人に迷惑をかけるとあれば、その片方ではあなたの意思の強さが目的を達成するとなるのです。 頑固さになるのは意思の強さになるのかは、あなたの魂が穢れているか、清らかであるかで決まります。 基本素質には【和魂】と【荒魂】が記されています。 荒魂に思い当たる節があれば、それをどの様にして和魂に変えるかを考えればあなたの人生は豊かになります。 しかし、決して和魂だけが正しいと言うわけではありません。 あなたの守護神は必要に応じて、荒魂を使う場合があります。 あなたの守護神が荒魂を使った場合、誤解や嫉妬、不平や不満といったリスクを伴うことがあります。 そんな時はあなたの守護神の和魂を取り戻すことです。 そうやってバランスを取りながらこの自然界は守られているのです。 この世の中にあるのは善でも悪でもありません。 必要な事が起きているのです。 基本素質に記されている【和魂】と【荒魂】のバランスを取りながら過ごしてください。 そして、豊かな人生を作ってください。 また、神様の説明に記されている【和魂】と【荒魂】はあなたの守護神のお告げです。 和魂は上手くいっている時、荒魂は課題を記してくれています。 守護神がしっかり宿るようになるとあなたも同じようなことを誰かに言っているかもしれませんね。