世界のプロ野球 観客動員数ランキング2018~World Baseball Attendance Ranking~
MLB、NPB、韓国KBO、台湾CPBL、メキシコLMB。世界のプロ野球球団の平均観客動員数を今年もランキングにしてみました。2017年シーズンも特集しましたが、昨年のランキングからどう変わったのか?早速ですがTOP10から見ていきましょう!
ドジャースが2連覇,ヤンキースが2位に浮上
1位は昨年に続き、ロサンゼルス・ドジャースが1試合平均47,623人で首位。2位以下をなんと5千人近い圧倒的な差をつけてのNo.1でした。続いて名門ニューヨーク・ヤンキースが、昨年の6位から2位に浮上。日本プロ野球勢では、読売ジャイアンツが1試合平均41,699人で4位をキープしました。昨年3位だった阪神タイガースは、シーズン最下位の成績が響いたのか5位にダウン、1試合平均辺り2千人近く観客数が減少しました。
11位以下は日本勢がランクアップ,メキシコは苦しい状況
続いて11位~100位まで見ていきます。
全体的に日本プロ野球勢の躍進が目立ちます。中日ドラゴンズは昨年22位→今年17位に+5ランクアップ。パ・リーグ王者の埼玉西武も昨年35位→今年28位に+7アップ。千葉ロッテも昨年39位→今年32位で、こちらも+7アップしました。
一方で、メジャー球団はランクダウンが目立ちます。トロント・ブルージェイズが昨年7位→今年18位に大幅ダウン。他にも、テキサス・レンジャースやデトロイト・タイガースなど、大幅ダウンの球団が所々あります。韓国プロ野球KBOは、トップがトゥサンベアーズが41位で平均15,445人。MLB、NPBの球団に続く規模となっています。
一方で、観客数のダウンが目立ったのは、メキシカンリーグLMBです。LMBトップのティファナ・ブルズは、ランキング50位と昨年から大きく変わりませんが、昨年LMBトップだったモンテレイ・サルタンズは昨年48位から今年65に大幅ダウン。平均観客動員数も昨年11,575人から今年7,616人に激減しています。メキシコでの野球人気低迷が影響しているようです。
尚、アメリカの独立リーグで一番観客が多いのは、アメリカンアソシエーション所属のSt. Paul Saintsで平均8,178人。台湾で最も観客の多いLamigoモンキーズ(66位/平均7,446人)よりも、多く集客しています。
リーグ別に見るとプロ野球がNo.1
リーグ別に見てみると、メジャーリーグ平均観客数よりも日本プロ野球平均観客数の方が、若干多いという結果となりました。
また、野球人気の高いイメージのある台湾プロ野球CPBLですが、アメリカマイナーリーグ3Aの方が平均観客動員数は多いことが分かります。アメリカ野球の底の広さがよくわかります。
以上、今回も当サイトをご覧頂きありがとうございました。
{データ元}
http://npb.jp/statistics/2018/attendance.html
http://www.milb.com/milb/stats
http://www.strike-zone.jp/18date.html
http://zxc22.idv.tw/