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婦人カレー

2018.11.29 22:21

おはようございます🌞


今日は昨日の夕飯で作った婦人カレーについて紹介します🍛



さて婦人カレーとは?私が勝手に名付けたシーフードカレーです。


はい、普通のシーフードカレーなのですが...


そこに入っている

●えび
●あさり
●いか

を薬膳として考えていくととても婦人科疾患に良いということがわかります☝🏻




私は婦人科専門の鍼灸師として治療室を開いているので、婦人カレーと名付けましたが結論から言いますと男性にも良いです✨笑



ということで、この薬膳の本に基づいて一つずつ詳しくお話しします。


まずは


●えび

えびは五臓の腎の働きを高める力がありスタミナをつけます。また体を温める作用があるので、気の巡りが悪く血行不良を起こしている方にオススメです。


えびは胃を冷やさないのが特徴なので、胃腸が弱い人でも食べやすいです。かといって食べすぎると体に熱をこもらせてしまうので程々にしましょう🍤


えびの殻に含まれるキチン・キトサンは肩こりや不眠、便秘の解消によく、殻にはタウリンやカルシウムも豊富に含まれているので殻ごとスープなどにいれるといいそうですよ✨


ちなみにえびには川エビと海えびがありますが、海えびの方がコレステロールが低くこれらの効能が高いと言われています🦐


●あさり

あさりにはたんを取る作用があるので、痰の絡む咳やいやなほてりやめまいを鎮めます。また疲労回復や胃の痛み胸焼けを和らげる効果もあります。痰とは体内の水の流れが悪くなり、粘り気がでてしまう状態です。その痰を取るのでむくみなどにも効果的です。滋養強壮の作用があり、五臓の腎の機能を高めます。


血を補う力があるので、イライラや精神安定にも効果的です。


●いか

いかは血を補い、五臓の肝の働きを助けます。貧血、月経過多、おりものの異常などの改善に効果的です。


血が少ない血虚の状態にも、血が滞っている瘀血の状態にも良いので血の問題にはイカと覚えておくと良いでしょう!


ということで婦人カレーに入れた3つのシーフードをご紹介しました。



薬膳や東洋医学の話をするとき必ず出てくる五臓というのは「五臓六腑にしみわたる」という言葉にも使われているように、内臓を表しています。


五臓のメンバーは

肝・心・脾・肺・腎

で、その中でも人の成長や生殖、つまり生きることの根本と子孫を残すこと(妊娠することや生理を起こすこと)などは

腎(じん)の働きが重要

となっています。


腎の機能が弱いと元気が無くなったり、老化現象が早まったり、不妊になりやすくなります。

ぜひ腎(じん)というキーワードは覚えていてくださいね。



さて今回はシーフドたちをカレーに入れて使用しましたが、薬膳の効果を使うにはカレーをはじめスープにすることがお勧めです。なぜならスープを飲むことで余すことなく栄養を摂れるからです。ただし中には熱に弱い成分もあるので全てとは言えませんが...参考程度に♥



そして女性には月に一回月経というイベントがあり、そこでは多くの血が失われます。妊娠をしている女性は、赤ちゃんを育てるために血を二倍近くまで増やします。出産時には出血を伴い、その量が多ければ貧血になってしまう方もいます。そして、産後は授乳があり、母乳は血を原料として作ります。


女性は一生、血とともに、血に左右され生きているのです。だからこそ、よい質の血を増やし流し続けることが大切です。


みなさんもぜひ婦人カレーと言う名のシーフードカレーで血を補って元気な女性として過ごしてくださいね🍛



男性のみなさんにも...

プチ情報。


男性の下半身の元気も血が重要ですよ☝🏻㊙️

下半身は血が充満して元気になるのです。


男性で足先が冷えている人...

血流が悪く顔色も優れない人...

タバコを吸う人...などなど


下半身の元気には

血の存在を無視できませんよ😉





ちなみに今回はいいシーフードたちに出会えず、冷凍のものを使いました💦


ほんとうはぷりっぷりのエビやいか、あさりを使いたいんだけどなあ...


なんせ、ここは


海なし県の長野ですからーーー!⛰


魚好きの私にとって、近所のスーパーの海鮮コーナーが充実していないので残念です😞🐠

今回はなんとカレールー2箱およそ20皿分作りました!笑

いつもすぐなくなっちゃうのが嫌で...


そして雰囲気作りのためにターメリックライスも5合炊きました。

5合炊いたのに、今朝夫のお弁当と朝ごはんでもうなくなっちゃった...


シーフードたちの風味が効いて美味しいカレーでした♥