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厚志館

当塾の方針②

2024.05.13 01:17

当塾の方針①の続き(⑧~⑩およびその例)です。


⑧ 定期試験前・中は、可能な限り日祝日も開放したり、平日でも早めに開けたりしています。遠慮なく申し出てください。

⑨ 普段の勉強は、学校の宿題だけでなく、先取り学習をお勧めしています。将来的に受験が必要な人に対しては、英語や数学のプリントも用意しています。欲しい人は遠慮なく言ってください。

⑩ 上記⑨に記したように、宿題だけでなく先取り学習を勧めていますが、定期試験2週間前にはそれらをストップして定期試験勉強に入るように言ってます(定期試験勉強の仕方については「勉強の仕方」プリントを渡してあるので、そちらを参照)。

定期試験勉強のやり方は自由です。これまでの生徒の中には、定期試験勉強期間になると来室回数、勉強時間を増やす生徒もいれば、「受験勉強ではなく学校の勉強だから質問することはないだろう」とか、みんなの前で声を出して暗記するのも恥ずかしいし」などの理由で、その期間はずっと塾に来ない生徒もいました。一番やりやすい環境ですればいいと思います。しかし後者のパターンで結果が良くない生徒は、やはり塾に来て勉強すべきでしょう。


①の例

ある生徒が、後ろの生徒のおやつで使うフォークを落としました。すると、ただ拾って皿に乗せただけでした。だから、こう注意しました。「人のものを落としたのだから、『ごめんなさい』や『すいません』と謝る。また、文房具などじゃなく食器を落としたのだから、拾って元に戻すだけでなく、洗ってから戻す。どうすればいいかわからなかったなら、私に『食器を落としたんですが、どうしたらいいですか』と聞けばいい」

ただ、欲を言えば、後ろの生徒は上級生だったので、私ではなくこの上級生が落とした生徒に対してそういう礼儀を教えてほしかったです。

⑤の例

ある生徒(高校生)は、大学受験前でも、小中学生の質問に応じたりしていました。この生徒が一番上の学年だったので、質問に応じるのは私だけでしたが、自分の質問は常に後回し。多くの生徒が帰ってから私に質問していました。理由を尋ねると「自分は遅くまで残って勉強できる。先に帰る小中学生が先生に質問しやすいように自分の質問は後回しにしている」とのこと。自己中心的でなく、周りへの気遣いのできる生徒でしたし、好成績を残し、現役で第1志望大学に合格しました。


先ほど記したように、「横のつながり」だけでなく「縦のつながり」も大事にして欲しいです。本当なら皆さん個々に自己紹介などして交流して欲しいのですが、なかなか難しいかもしれませんので、先日、全生徒の紹介をプリントにして渡しました。

人並外れた能力、特筆すべきスキルを持っている人は、多少「変わった人・変な人」でも周りから勝手に近づいてくれます。

しかしそんな人はひと握り。大多数は平凡な人です。

しかし、人との繋がりが多ければ、繋がった人の助けを借りることで、ひと握りの人たちより大きなことを成し遂げることもできます。

せめて塾内の生徒間だけでも、繋がりを作って欲しいと願ってます。