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精霊の庵 - 無名の絶滅危惧昆虫

トゲナベブタムシ

2018.12.01 07:11

Aphelocheirus nawai Nawa, 1905 

ナベブタムシ科 

体長・10mm前後 

分布・本州、九州、朝鮮半島、ロシア 

環境省レッドカテゴリ・ 絶滅危惧II類 

体は円盤状で、紙のように平べったい。背面には薄い黄色と灰色がかった緑の模様があるが、模様の出方は個体によりかなりの変異が見られる。腹部の両端はノコギリのようににトゲトゲしくなっている。背面から見ると見えないが、非常に長く鋭い口吻を持ち、これで他の生物を襲って体液を吸い殺す。素手で掴むと、人間でも刺される。

水生カメムシの一種で、水質の良い河川中流域の、砂利交じりの川底に潜む。

本種に関しては、「絶滅危惧の地味な虫たち」(ちくま新書)に既に詳しく書いた。