Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

益田ツアー

2024.04.30 00:48

初代首相となった伊藤博文は

明治維新の英雄である高杉晋作のことを

「動けば雷電の如く発すれば風雨の如し」

と評した。


俺は益田ツアーを企画してから

実行までに3年半以上もかかってしまった。。

晋作さんと比べるのは無理がありますが、

それにしても時間かかりすぎやな。。。

とうことで、今日はやっとチャリで益田へ

行ったというお話です。


■4時半起床

前日のご馳走からダメージを受けてしまい、

お腹の調子が良くない。


天気は霧。

TVの天気予報は雨が降らないと言っている。

雨雲レーダーを見ると、

益田地方は午後から雨ぽい。


お腹はだましだましでどうにかすることに。

天気は予報を信じることにした。


今思えば、出発してはならない状況やった。

頭が朦朧としてたのと、

いい加減行かねばという思いがあったのでしょう。


予定より30分遅れて家を出発したのです。


■宇部→秋穂のローソン

家を出て5秒で「しまった」ち思います。

霧ではなく、霧雨だったのです。

じわじわと濡れるからだ。

正直引き返したかったのですが、

冒険への好奇心もあり、

前に進みました。


Gさんの家経由でひとまず徳地を目指します。

地面は水たまりだらけで、

後ろを走るは俺は「Gスプラッシュ」を

喰らいまくり、顔面びしょ濡れです。


意識が朦朧としてたのか、

鬼門である周防大橋をビビることなく

走り抜けました。


最初の休憩ポイントであるローソンで、

おにぎりを買って食べました。

依然、お腹の調子は悪く、

トイレにこもりましたが、

取れ高ゼロでした。


■秋穂のローソン(3.1m)→秋穂の道の駅(12.4m)

K25→K338を東へ走ります。

そのころから雨が本格的になってきて、

Gさん判断より、

道の駅で暫く雨宿りをすることにしました。


■秋穂の道の駅→徳地のマルキュウ(63.8m)

15分位休んだら、

雨が小降りになってきました。

それよりツアーを再開。

佐波川沿いを目指します。


佐波川は普段河川敷を走りますが、

水たまりだらけだったので、

土手の上を走ることにしました。


いつものトイレで休憩後、

サイクリングロードを走らず、

K184を北上します。


水たまりばかりで

Gスプラッシュを食らいまくり

ながらも走ります。


所々で前後交代しながら、

2両編成でがんばります。


途中、有名なこいながしが

見れる橋へ行き、

状況を確認しましたが、

まだ出てませんでした。


犬の散歩をしてる地元の方に

「ここですよね?」

って聞いたら

「まだまだ上流側ですよ!」

ち言われたけど、地図を見たら

ここで合ってたので、鳥肌。

イメージです。


徳地が近づくにつれ、

天気が良くなってきました。

マルキュウに着くころには

しっかり晴れており、

今日はもう雨が降らないと勘違いしました。


マルキュウでレタス巻きと赤コーラを

買って、休憩コーナーで食べました。

これから始まる激坂区間に備えます。


■徳地のマルキュウ→JR地福駅(271m)

今から本番。

激坂区間の始まりです。

どんな道なんか、さっぱりわかりません。

途中まで車でいったことありますが、

その先の大原湖は心霊スポットち

言われてるので、

近寄らんようにしてたんです。


徳地ICを越えたら、早速壁が。

山道を黙々と登ります。

途中、登坂車線やトンネルがありました。

レタス巻きパワーで何とか登れてますが、

脚は徐々に削られます。。


ふれあいパーク大原湖で

3分くらい休憩し、R489をR9方面へ。

ここはしんどかった。

周防長門国境地点からR9まで、

そんなに下らないので、がっかりした。


R9を超え、JR名草駅からK311へ。

ここは平坦な道ち予想してたけど、

地味にアップダウンがありますね。。

ヘロヘロになりながら、

地福駅でトイレ休憩。

空はどんよりしておりました。


■JR地福駅→林檎の樹らら(296m)

GさんはR9を走りたいんだろうけど、

俺の意向よりk311に戻ります。

どんより空のなか、季節外れの

林檎園が哀愁を誘う中、

目的地の林檎の樹ららに到着しました。


当日アップルパイを買う予定でしたが、

ワンランク上のきららパイを買うことに。

これが大当たり。

美味しいし、食べ応えが12分。


しかも隣の休憩所のジュースを

何でも飲んでいい(GW限定)ちいわれ、

たまらん時間を過ごしました。


癒された。結構回復した。

お礼に掃除して帰りました。


そうそう。津和野の糧でランチの

予定やったんやけど、電話したら定休日やった。



■林檎の樹らら→津和野の道の駅(172.3m)

きららパイで満たされたので、

予定してたマルキュウ徳佐店はパス。


R315を越えても直進。

越えた直後の短い坂がしんどかった。

小雨が降る中、山口線と並走します。

途中、徳佐駅へ入線する汽車と

すれ違いました。

(時刻表より1230頃ち推定)

JR船平山駅の手前を右折し、

山沿いの寂しい道を直走る。

小雨と道の悪さと地味な登りに苦しめられる。


テンションが低いままR9と合流。

直後に旧道?へ入り、

島根県に突入します。


なんか地獄の入口みたいやった。。

この道は本当に路面状況が酷く、

苔と落ち枝のパーティーやった。

しかも激坂。4.2kmで180mも下る。

ぼんやりして、谷底に落ちかけた。

力なく津和野の道の駅に到着。


■津和野の道の駅→西石見グリーンロード入口(341.6m)

津和野では以下の3つのレクがあったけど、

時間が遅いから全部諦めた。

・焼き立ての源氏巻きを食べる。

・本町通りを通って、津和野の雰囲気を満喫。

・太皷谷稲成神社の駐車場に行き、

 さだまさしの「案山子」を歌う。


津和野の道の駅は非常に

自転車フレンドリーではなく、

なんとサイクルラックが無い。

チャリはドロドロ。

心もしおしお。

あったかいそばを食べる予定やったけど、

そんな気分でもないので、益田を目指す事に。


K124を黙々と北上。

糧の前を通過。

斜度はそこまでなかったけど、

疲労蓄積より脚が回らない。

あと、新昭和トンネルは怖かった。

最後のトンネル近くで休憩。

休憩中、手をサイコンに置いてしまい、

またサイコンの記録をリセットした。


■西石見グリーンロード入口→高津川河川敷(14.5m)


西石見グリーンロードは暴力的な下り坂で、

ゴーグルをつけ忘れてた俺は、

目が風圧でやられた。


濡れた路面の上を、恐る恐る下った。

ここから以降は上り坂はないと思っていたが、

地味にキツイ上り坂がちょくちょくあったので、

げんなりした。


くねくねした獣道を抜けると、

そこは日本一の清流高津川の

河川敷!!


しかし天気が悪く、清流感は皆無。

しかもGさんがハンガーノック気味

だったようで、朦朧としてたらしい。

(俺は気づかず先行)。


高津川河川敷は

益田サイクリングハイライトの

1つやと思う。

その途中にかかる吊り橋が名物

だと思うのですが、

くたびれた&お腹すいた&ドロドロ

のため、無心で通過してしまった。


ゴール寸前ですが、

ローソンにピットイン。

Gさんはたくさん食べてた。

俺はオカズたっぷりの

大きなおにぎりを食べた。


もう坂を登らんくてよさそう。

安堵感もあってか、

無茶苦茶美味しく頂くことができました。


ゴールのマスコスホテルまであと少し!

まさかの坂道を越えると、

マスコスホテルが見えてきました。


■マスコスホテル

マスコスホテルに行く目的は、

マスコスホテルのお風呂に入ること。


津和野あたりから

話題になってたんやけど、

マスコスはこんなに汚い2人を

受け入れてくれるのだろうか?


「俺がマスコスだったら、入店拒否しますね」

って、笑ってました。


もう1つ問題があって、チャリがドロドロ。

こんな状態で輪行袋への投入は避けたい。

「奇跡的にマスコスにホースないかねぇ?」

「いやぁ、あるわけないでしょう(笑)」。

なんて話をしてたものです。


マスコスに左側にサイクルラックが

あることを把握してたんですが、


「え!?」

「ホースがある!!」


恐る恐るフロントに入って

お風呂について聞いたら、

全然問題なく受け入れてくれました。

また、サイクルラックのホースも

使っていいとのこと。

このホース、お湯が出るんやけど・・・。


そこからお風呂入って、

急いで上がって、

輪行袋を開いて、

(外は雨が降っていた)

何とか、輪行袋に詰め込みました。


■マスコスホテル→益田駅

歩いて移動しました。

もう雨は止んでいて、

ゆっくり、歩きました。


駅前にはオシャレな

フルーツサンド屋さんがありました。

益田は何かとオシャレです。


駅で切符とビールとおつまみを購入。

益田駅のセブンは、

なにで払うかをタッチではなく、

店員さんへ口頭で伝えるスタイルでした。


駅で20分くらい待って、

山陰のジェットコースターこと

スーパーおき5号に乗り込みました。


■益田駅→家

スーパーおきには事前確認通り、

元喫煙所の休憩所があり、

そこにチャリを置きました。


結構空いてた自由席に座り、

ビールを飲みました。

草臥れたけど、楽しかった。

まもなく三谷


新山口から宇部線への連絡が悪く、

30分以上まって、宇部線に乗り込んで

家へ帰りました。


■帰宅後

袋からチャリを取り出し、

濡れた所はラスペネで応急処置。

組立て、家の中へ入れました。

というわけで、ドロドロヌルヌルの益田ツアーでした。

色々あったけど、楽しかった。


何がっち、マスコスが最高やった。

また行きたい。また益田に行って、

マスコスの湯に浸かりたい。


またマスコスへ行く日まで、

しっかり精進したいと思います。