⑩240504中山道の旅〈中津川宿〜塩名田宿〉
目覚ましなくても4時前には目が覚めるオヤジカブ主2人は5:10にホテルを出発。
今日は国道19号、木曽川を上流に向かう木曽路ルートです、昨年12月に初めて塩尻から名古屋まで特急しなのに乗って車窓から木曽路を眺めながら、いつかこんなところをバイクで走りたいと思っていたことが今日実現します。
ホテルから5kmほどの落合宿の後、楽しみにしていた馬籠宿、妻籠宿が続きます。
旅行会社勤務30年でも行ったことがなく、写真、ポスターだけだったので、期待はマックスです。
早朝だったので、誰もいない馬籠、妻籠を撮影することができました。
奇跡のショットです!
塩尻方面に向かってなだらかな登り坂の国道19号、早朝なので向かう車のスピードも速く、重たいオッサンと荷物を載せた110ccのカブは流れに乗れません。
できるだけ旧中山道を探しながらのんびり走ります。
橋にふらっとバイクを止めて、木曽川を眺めるのもカブならではです。
8:12、木曽福島駅。ここも車窓から見た時に良いところだと思っていた場所の1つです。
この時間でも外国人が数組、古い町並みが残り人気なのがわかりました。
9:20、奈良井宿。この時間ですでに駐車場は満車!バイクは専用駐車場があり係員の誘導でスイスイ入れました。南北約1km、日本最長の宿場だけあります。
11:00、塩尻市内に入りました。
朝が早かったので塩尻で昼食とします。
近くの辰野村在住でつい最近リターンライダーとなったばかりの「ユニバーサル・サポートすわ」の古村さんに「近く通りますよー」と連絡したところ、おススメのお店を紹介いただき合流するとのこと。
長野の仲間は、もともと塩尻までであとは国道19号を北上し長野に帰る予定だったので、3人で昼食を食べ、そこからは古村さんと少し走ることにしました。
Kawasaki エストレヤ250cc、渋い色でかっこよ。
塩尻宿、下諏訪宿をご一緒し、私はそのまま和田峠を越えて北上するのでココでお別れしました。
ここから国道142号を新和田トンネル、標高1,300mまで駆け上がります。
トンネルを抜けた先で桜を発見!思わずUターンしてパシャリ。
国道を外れ、旧中山道を走ると江戸時代から変わらぬ日本の農村風景が。
どれだけの人がこの道を往来したのだろう?思いめぐらせながら30㎞/hでのんびりツーリング。
14:45、立科町まで峠を下ってくると上田市、東御市を挟んで浅間山も見えてきました。
今日は塩名田宿までで、15:47佐久市の中込駅の近くのホテルに到着しました。
昨日の中津川もそうですが言ってもGWまっさかり、移動中に次の宿場を決めるというのは相当リスクがありました。
中津川は宿泊サイトでは全く空室はなく、観光協会のサイトから宿泊施設一覧を参考に電話攻撃で奇跡的に仲間と2室予約できたのです、しかも素泊り5,100円。今日の中込も観光客というよりは工事作業員の方が泊まるタイプだったので空いていたんでしょう。素泊り5,500円で6階に展望大浴場ありのビジホだったら文句ありません。
本日の走行距離:194km
総走行距離:1,311km
近所のスーパーで買い出しして
ビジホ呑み。
佐久に来たら鯉(左下)は外せません、野沢菜のわさび漬け(左上)やふきの煮物(上中)も美味しくいただきました。
明日はいよいよフィナーレです!