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『世界史のなかの戦国日本』を読了

2024.05.06 01:38

グローバル化の幕開けとなった大航海時代、日本は戦国時代の真っ只中!

人類史上初めて世界史と呼ばれるような地球規模の繋がりが生まれ始めたこの時代、戦国時代の日本は世界とどのような関わりがあり、どのように見られていたか、、、

そのあたりのことを知りたくて、『世界史のなかの戦国日本』を読んでみました。

ポルトガルとスペインが世界征服を目途み、世界の隅々までやってくる中で日本にも鉄砲が伝わり、キリスト教が伝わり、、、そして、各地の戦国大名たちはそれぞれの野心や野望を胸に彼らと関わり、、

それにしても、フランシスコ・ザビエルの書簡にも、「私はこれほどまでに武器を尊重する国民に出会ったことがない。日本人は実に弓術に優れている。」と書かれていたそうですが、戦国時代の日本は相当に強かったですね。

それによって一般の人々はかなり疲弊しただろうから、多くの人々にとって厳しい時代だったと言えるでしょうけど、だからこそ日本が植民地化を免れたとも言えますし、何が良いか悪いかという判断はしにくいですが、世界的にもサムライたちが半端なく強かったのは間違いないだろうなぁ。

本書を読んで思ったのは、この時代に世界を駆け巡っていた人たちのなんと逞しいことか。

だからと言って、その時代に行きたいか?と問われたら、絶対に行きたくないと思う気持ちでいっぱいですが、熱く生きて死にたいという気持ちもなくはないというのが正直なところ。