ナガミヒナゲシの花
近頃は過ごしやすい気候が続いていております
花粉の症状も和らいでとてもありがたいです
さて私の家の近所には広大な田んぼや畑の地域が広がっています
わたしのウォーキングコースでもあり、この季節はとても美しい風景です
水がジョボジョボと田んぼに入り、キラキラと輝いています
スズメやひばり、モズでしょうか競い合うように鳴いています
この前まで緑だった麦が黄緑色になり風の姿を現しサザーサザーサザーといっちょ前な音を出しています
遠くで草刈りのエンジン音が聞こえます
かえるがケコケコケコケコ鳴いています
トンビが高いとこで獲物をねらっていますピーヒョロロロロ
たくさんの音が近くなり遠くなり遠くなり近くなります
たくさんの音が鳴っているのに全体としてはとても静かで、上半身がゆるんでくような気持ちよさがあります
『ナガミヒナゲシ』
休日はこんなふうにウォーキングをします
でも最近気がかりなことがあります
オレンジの可愛らしい花が道端で目に付くようになったこと
ここ2~3年のことです
で調べてみると
名前はナガミヒナゲシ、春先から初夏にかけてオレンジいろの花を咲かす外来植物らしいです
一見ポピーによく似たかわいい花ですが
茎や葉を折ると白や黄色っぽい色の乳液が出るらしく、それはアルカロイドと言われる毒で素手で触れるとしびれたりかぶれてり、ただれたりするようです
子供には特に注意が必要です
根と葉からは周辺の植物の生育を阻害する成分がでて在来植物を圧迫していきます
繁殖力もすごいらしくて、6月頃に小さな種子が大量にできてコンクリートやアスファルトなどの道端、あらゆる環境下で生育がすすみすごいスピードで増えていくのだそう
1961年に世田谷ではじめて発見されて以降、少しずつ広がりました
道路が良くなったことで、車のタイヤにくっついた種子が全国へと運ばれたようです
駆除を推奨する自治体も多いようです
前述しましたが子供が触れると大変です