自己信頼を再構築する4つのプロセス
自分を信頼することは、
自分の人生を生きる土台ともいえます。
けれども多くの人は
本来あるべきはずだった
自分への信頼を失っていき
自分を生きる道から逸れてしまいます。
もう一度、自分を取り戻し
人生を再構築するために必須のプロセスを
理解し実践すると
本当の自分で生きられるようになります。
そのプロセスは4つあり、
①自分の感覚を信頼する
②自分の直感を信頼する
③自分の経験を信頼する
④自分の内なる声を信頼する
どれも耳にしたことのある表現ですが、
これらは順を追って進化していくものです。
①自分の感覚を信頼する
「なんとなく」や「ふと」という感覚や
「何か違う」という違和感も含め、
言葉にならない感覚は本来信頼に値するものです。
それを阻止するのが思考であり、
その根底にある観念や思い込みに
気づき手放すことができれば
自己信頼の土台は揺るぎないものになっていきます。
②自分の直感を信頼する
土台が確立されてくると
直感は一層放たれるようになります。
直感を信頼して進むほど
思考との違いが明確になるので
より敏感に直感を受け取とりながら
自分を前進させることができます。
③自分の経験を信頼する
例え今がどんな状況であったとしても、
過去・現在・未来、全ての経験が必要だと
確信の領域に入っていきます。
経験の大きい小さいは測れるものではなく、
それらが自分を動かしてきた独自の道であると
自分への深い感謝と尊敬の念が生まれます。
さらには、
「この先何が起こっても大丈夫」という
不動のメンタルを手に入れられます。
④自分の内なる声を信頼する
流れに身を委ねることは
人生の主導権でさえも明け渡した状態。
思考や感情を超越した
魂の声に従うことが自分にとっての最善だと
自己確信に至ります。
自分の声は自分だけのものであり
社会に対して好影響を与えるものです。
自分への信頼と他者への信頼が同一になり
人生の意味が意識的になり
常に穏やかな自分でいられるのです。
①から④まで、
自己信頼を再構築する4つのプロセスですが、
自分の道から逸れてしまうのは
いつでも④の自分の声を無視したときから始まります。
そうなると
経験は困難や苦しみに満ち、
直感が湧いてこない、
自分の感覚がわからなくなるという
負のループに陥るのです。
このループから脱却するためには
他人の声に耳を傾けないことです。
尊敬できる人や影響力のある人、
好印象の情報なども含めて
外部情報を断ち切ることが必要です。
この時期は、
孤独を感じることもあれば
取り残されたような気持ちに
なることもあるでしょう。
けれどもそれこそが
自分の声を無視してきた証なので
時間がかかっても
自分にコミットすることで
本来あるべき自己信頼を再構築できます。
この困難からの復活は
二度と同じループを体験させません。
自分への信頼を取り戻したい人は
少しずつでも試してみてください。
Hatsumi/Bodymaster