作戦会議第6回公演 『楽屋』 一流れ去るものはやがてなつかしきー 稽古場日誌

体力勝負な時期。

2018.12.02 07:04

こんにちは。長尾和奈です。

今回この『楽屋』のお話を頂いて稽古が始まってから、幸せな事に本番で使う劇場で毎日稽古しています。

少し話は逸れますが、私がまだ学生の頃、この本番で使う劇場でもあるIto・M・Studioで、今回の演出家である留奈さんから初めて芝居を学び女優人生がスタートしました。そこで女優達の戯曲『楽屋』を演じられる事がとても感慨深く、本当に幸せな事だなぁと改めて思います。

劇場までの坂道を、何人の女優が頭を悩ませて登ってきたんだろう…

この歴史ある劇場で何人の女優達の想いが錯綜して絡み合ってきたんだろう…

そんなことを考えていると、日に日に登場人物である女優4人が愛おしく思えてきます。

今日も、4人が愛おしい。

そんな気持ちを抱いて台詞を超早口でボソボソつぶやいて家を出たら途中で肝心の台本を家に忘れたことに気付きました。

シャキッと真面目なことを書いたのにこれじゃあ台無しだ〜〜と思いつつ今日も稽古に向かいます。

本番までもう少し。

是非、劇場でお会いしましょう。