【美容院集客】お客様目線は自分がお客様になってはじめて発想できる
『お客様って、ネットを見て美容院を選ぶ時に、なにが決め手で予約をするんかな??』
と、若手スタッフに聞いてみると、
意外にも『自分に当てはめて』想像をできる子がめっちゃ少ない。
これは結構、どこの美容師さんに聞いても同じかもしれません。
その理由は、
自分で美容院を1から探した経験がほとんど無いというのが原因です。
美容師が他の美容院に行くのは〝憧れのサロン〟だけ
美容師は定期的に他の美容院に行くようにしたほうが良いと思います。
お客様よりも〝美容院経験〟が圧倒的に少なく、こと美容院を選ぶという行為、つまり『集客面』においては、
その感覚が全くないまま、一般のお客様と感覚がズレてる人が多いように感じます。
『私、たまに別の美容院で髪やってもらいますよ!』というスタッフもたまにいますが、
大概、自分が憧れてる他社の美容師さんにやってもらうと言うのがほとんどなので、
『美容院を1から探す』という経験をしていません。
美容師が美容師に憧れるのは全然OKなんですが、それはあくまで美容師目線が強すぎて、色んなフィルターがかかりすぎてるので、得られる経験はまた別のものなんだと思います。
『値段が安い美容院には行きたくない』という美容師さん
『お金がないんだったら、カラーカット4000円台とかのお店に行ってみたらえーやん』
と提案すると、
『値段が安い美容院は、下手そうなんで絶対行きたくないです』
という美容師さんも結構いるんですよね。
『何様やー!ww』って人もいますが、世の中いろんな美容院を経験した方が、確実に視野は広がるし、お客様はもっと色んな美容院を経験してます。
接客やサービスのどの学びはもちろん大事なんですが、それ以外に『美容院を体験する』という経験は、お客様目線を養う上でとても大切です。
自分のお店でしかカラーカットしない人は、(節約もわかるんですが)いまの美容師の流れや空気感は絶対に読めません。
サービスを提供する側がまずサービスを体験しないでどうする?
とにかくネット予約に関して、集客に関してはまず美容師自身がナチュラルな気持ちで〝お客様体験〟をしましょう。
予約をして、美容師さんに初対面で施術をうけるドキドキ感や、その時に湧き上がる感情を、リアルに噛みしめる。
だからこそ、お客様が美容院を選ぶ心理がそこでやっと理解できるんです。
サービスを提供する側のプロとして、どんどん経験を積んで勉強をしていきましょう!