釜合労の定期大会を開きました。大阪府によるセンターつぶし、職場のパワハラと闘います
4月23日(火)釜ヶ崎地域合同労働組合(釜合労)の組合大会を行いました。執行委員長稲垣浩、副執行委員長梅澤文季他、前回同様の役員が選ばれました。また会計監査の役員も選ばれました。来賓として全日本建設運輸連帯労働組合近畿地方本部西山直洋書記長が参加されました。
釜合労としては大阪府に対するセンターつぶしに反対することを当面の方針とし、また当該組合員が使用者によるパワハラを受け続ける中、職場に踏みとどまりながら労働者が働きやすい職場環境にすることに全力をあげ闘い続けています。
パワハラが続く長居動物病院。院長やマネージャー(院長のつれあい)等の陰湿なパワハラに怒りを感じます。パワハラ防止のための第三者委員会の設置(組合も含む)を求めていきます。
コスモス株式会社との団体交渉は5月10日。Nさんの職場復帰を求めること等が中心となる団体交渉になります。
5月1日のメーデーは午前11時20分センター南西側を出発して「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」の声を上げ続けながらセンターを1周しました。
メーデーに参加されたみなさん、お疲れ様でした。
飯場に入れて生活保護の勧誘?!
最近、釜の労働者から聞いた話
釜ヶ崎に事務所を持つ人夫出しの会社。二人の釜ヶ崎の労働者が面接に行って飯場に入りましたが何日も仕事がありませんでした。
飯場の職員から生活保護を受けないかと言われ、こんなはずではなかったと二人で釜ヶ崎に帰ってきたとのこと。帰りの電車賃もくれなかったとのこと。
これって新手の貧困ビジネスではないでしょうか。釜ヶ崎の労働者の貧困につけこんで、ためにする者たちを役人は知らん顔をしています。差別行政をここでも見ることができます。差別行政の足元につけこむ貧困ビジネスがはびこる釜ヶ崎になりつつあります。
センターつぶしに血眼になっている大阪府や大阪市、国も同列。差別行政をやめようとしていません。これと闘うことなしに、釜ヶ崎労働者の幸せは訪れません。「釜ヶ崎の街もきれいになったなぁ」なんてうつつをぬかしていてはなりません。その陰で強制排除された人々を決して忘れてはなりません。
今後の予定
センターはこの街の宝です
5月10日(金)午後4時
コスモス株式会社 団体交渉
5月28日(火)午後3時
コスモス株式会社
新件 第2回調査
6月4日(火)午後3時
コスモス株式会社 労働委員会審問
6月28日(金)午後1時10分
大阪高裁73号法廷
定額給付金控訴審判決
7月2日(火)午前10時
コスモス株式会社
新件第3回調査
2024年5月7日
釜ヶ崎地域合同労働組合
釜ヶ崎炊き出しの会、いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com
E-mail info-kamagasaki@kamagourou.com