煮干し
煮干しというとダシをとるものと思いがちですが、煮干しのの健康効果が凄い! 貧血、高血圧、骨粗鬆症、便秘の予防に。
煮干しは女性にとって欠かせない食材!
煮干しは地方によって呼ばれ方が異なりますが、昔から様々な料理の出汁として大変重宝されてきた食材の一つです。ちなみに煮干しには以下の栄養素が含まれています。 ①カルシウム ②ビタミンD ③鉄分 ④タウリン ⑤DHA(ドコサヘキサエン酸) ⑥EPA(エイコサペンタエン酸) ⑦タンパク質 ⑧その他ののミネラル
また、煮干しで出汁をとったお味噌汁を飲むだけで、以下のような優れた健康効果を実現します。 ①歯や骨を強くする ②骨粗鬆症の予防 ③貧血の予防 ④血栓症などの予防 ⑤脂肪分解 ⑥美肌効果 ⑦便秘改善 ⑧ダイエット ⑨高血圧予防 ⑩整腸作用 ⑪頭が良くなる
貧血の予防に最適!
煮干しはレバーや牛乳よりも効率よく鉄分を補給することができるので、貧血の予防にもなりますし、またしっかり鉄分を摂ることによって、ヒアルロン酸などの美肌をつくる成分の吸収を良くしてくれるので、美肌効果がより高まります。 ですので、煮干しは女性にとっては大変強い味方です。ですので、毎日最低1杯はお味噌汁(出来れば3杯ほど)を飲みたいものです。最近では煮干しのおやつなども沢山でているので、丸ごと食べるのもいいですね。
鉄欠乏性貧血の原因
鉄欠乏性貧血の原因として考えられるのは、子宮筋腫、子宮内膜症、ホルモンバランスのくずれ、子宮内膜ポリープ、筋腫分娩、悪性腫瘍あるいはその前段階などの病気。なので貧血の疑いがある方は、ぜひ一度専門医に診てもらうことをおすすめします。加えて、“食事の偏り”が原因の場合もあるとか。血液のヘモグロビン(赤血球の赤い色素)が足りなくなると貧血が起こります。ヘモグロビンは体に必要な酸素を送る役割を果たしているのですが、鉄分が不足するとこのヘモグロビンが作られなくなり、貧血の症状が出てしまうのです。つまり、貧血の人には、鉄分を含んだ食事が必要なのです。では、食事で鉄分補給をするには何を食べればいいのでしょうか?
鉄分補給の食材と言えば●●?
鉄分補給の食材と言えば、“レバー”と思ってしまいますよね? ところが、文部科学省の「日本食品標準成分表2010」によると、牛のレバー100gの鉄分量が4.0mgになのに対し、煮干は18.0mgもの鉄分量を含んでいるのです。成人女性の一日に必要な鉄分摂取量は10.5mgと言われています。つまり、一日100gの煮干を食べると十分な鉄分が摂れるわけですね。そこで、“瀬戸内海産の煮干いりこ”で有名な、創業113周年を迎える『石丸弥蔵商店』の石丸祥久さんに、煮干いりこを使った簡単なレシピをお伺いました。ちなみに、“煮干いわし”、“煮干いりこ”、“煮干”、“いりこ”などいろんな名前がありますが、全て同じモノ。西日本では、煮干のことを“いりこ”と呼びます。
アレを飲むだけで貧血が改善される!?
前の晩から水1リットルに15g程の煮干を放りこんでおくと、美味しいコクのある出汁になります(4人分)。煮干を水に漬け置くことを忘れた方は、同量の水と煮干を鍋に入れて中火にかけてください。 沸騰したら出来上がりです。やはりお味噌汁は毎日飲みたいですね!「出汁をとった後の煮干はそのまま味噌汁の具にしたり、佃煮にしたりすると美味しいです。煮干のカルシウムは牛乳の20倍もあるし、栄養満点なんですよ」
レンジでチンする“煮干佃煮”
【材料】(1人分)・出汁を取った後の煮干(中小羽)・・・40g ・しょうゆ、さとう、みりん、ごま・・・各小さじ1~3(お好みで調整)・細く切った昆布(お好み)
【作り方】
①煮干を皿に広げ、ラップをせずに、レンジ600wで1分。
②しょうゆ、さとう、みりん、ごまを混ぜ、さらに1分チンで、できあがり。
煮干は鉄分、カルシウム、ビタミンD、DHA、タウリンなど、体に重要な栄養素をたくさん含んでいます。
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