次世代機戦争で滅びなかったアークをプレイしてみた2
当時は次世代機のRPGがどのように進化していくかワクワクしながらプレイするも、そのシリーズを2作目の途中で中断したまま時が経ってしまったため、プレイステーションクラシックの登場をきっかけに『アーク ザ ラッド』のプレイを始めてみました。
この流れで『アーク ザ ラッド2』まで進めるのかは謎ですが、とにかくプレイを進めていきます。
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前回は最初の戦闘が終わり、これから「アーク」が旅立つ、というところまでプレイしているのですが、今回はどこまで進めるのでしょうか。
RPGというとフィールドを移動して、途中で敵と出会って戦闘を繰り返しながら、次の拠点を目指していくつくりが一般的ですが、今作には拠点と拠点を繋ぐフィールドは全体マップになっているため、一瞬で移動をすることができます。
まぁ、確かにシミュレーション系のバトルなので、例えばこれがフィールドを移動しながらランダムエンカウントでバトルをしていたら嫌になりますよね。
『ファミコンジャンプⅡ』なんかも、あれ以上バトルが複雑だったら、シンボルエンカウントはつらそうですもんね。
全体マップから現在移動できるのは「トラヴィル」と「バレンシア城」のみ。
当然ながらここは「バレンシア城」に向かいます。
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一応、王様に呼ばれたという体で「バレンシア城」に向かう「アーク」。
戦争に向かう兵隊を横目に門番に話しかけると子ども扱いされてしまうのですが、兵隊の方にも子どもっぽいのがいました。
この世界観では、「アーク」はまだ子どもで、大人からは子ども扱いをされながらも、それでも現場では子どもが働かされているような環境ということでしょうか。
王様に謁見すると、何やら王様から何か重要なお願いがありそうですが、それでも「アーク」が本当の勇者かどうかわからないため、実力を試されるという展開。
先ほどの兵隊は実は「コルボ平原」にいるモンスターを退治する討伐隊で、「アーク」もすぐに「コルボ平原」に向かい、モンスターを退治してほしいとのこと。
雑魚戦を1回戦っただけで、バトルの面では全く実績のない「アーク」。
正直、不安しかないのですが、「コルボ平原」にたどり着くと、すでに討伐隊は全滅していて、先ほど見かけた子どもだけが生き残っているという悲惨な状況。
いや、だから、「アーク」はまだスライムを数体倒した実績しかないのに、今度は子どもを守りながらの展開ですか。
「アーク」の強さに不安がある状態で、この子ども、というか「ポコ」も操作しないといけないため、本来ならばまとまって戦った方がいいのですが、討伐隊が倒れても生き残っていた「ポコ」の実力を信じたうえで、別々に戦ってみたところ、序盤は無難に戦えました。
そこで、途中からは二人で一緒に行動することで、なんとなく『アーク ザ ラッド』の戦い方に馴染んで勝利を掴み、これならば今後も大丈夫かな、と思って城に戻ると、城をモンスターが襲う事態。
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早速、「アーク」と「ポコ」が城の外に出るとそこには「ククル」がいて、バトルに突入。
どうやら「ククル」もいきなり操作キャラになっているため、これで3人での初のバトルになります。
なんだか、1人ずつ操作するキャラクターが増えていき、思いっきりチュートリアル戦闘が続いているような印象があります。
しかし、ここのマップは小さく、敵の数も少ないため、固まって戦えば楽勝。
このまま「アーク」たちは3人パーティになり、国王からの依頼により、「聖櫃」を探しに行くことになります。
ここで国王の兄の話が出てきたりするのですが、その辺りは実際にプレイして確認してもらうことにしましょうか。
そして、この国の大臣が怪しい動きをしていることが、「バレンシア城」に最初に来た頃から続いているのですが、いよいよ演出面ではっきりと表現されるようになります。
まぁ、要するに大臣が国王に隠れてこそこそと何かやっているようなシチュエーションがあったうえで、「アーク」は国王の命を受けて行動し、その行動が筒抜けの中で大臣の意図でいろいろな困難が降りかかるような流れになっていきます。
さて、「アーク」一行ですが、ここで国王に「飛行船」を用意してもらえたので、他の国に行けるようになりました。
「スメリア空港」に行くと、早速「飛空船」に乗り込み、「ミルマーナ」に向かいます。
「ミルマーナ空港」に着くと、次の目的地は「首都の軍本部」になるのですが、果たして大臣の陰謀はどのように進行するのでしょうか。
そのあたりの話は次回ということで。
『プレイステーション クラシック』(Amazon)
プレイ時間は約40分。
「アーク」が精霊の山の炎を消して「アークデーモン」と戦う日はまだまだ先のようです。