連携会・知立ボードゲーム会へ行ってきました
12月1日、連携会の知立ボードゲーム会へ行ってきました。今回は第9回。会を重ねるごとに常連さんも増え、盛況になっています。満員御礼でした。
和室で落ち着いた雰囲気もあるからでしょうか。当会は会議室で机といすのスタイルでやっていますが、和室があるところを探して、和室会を開いてみるのも一興かもなぁ…と思い始めています(^_^;)。
本日のゲームたち(一部)。参加者の方々が持ち込みいただいたものもあり、写真に入り切らないくらいの沢山のゲームがありました!
当会主宰のインストで始まった「カヤナック」(ドイツ・ハバ社)。ボード紙にブスッと刺すアクションは皆の目を惹きます。プレイヤー以外でも様子を見に来る子どももいました。
穴をあけて、釣竿垂らして、カチッ(魚=鉄球が釣竿の磁石にくっつく音)を楽しみに。手番は振ったダイス目で行動が決まるので、偶然性もあり、年齢問わず楽しめます。
また別の対戦。親子+当会主宰の3人でインストしながら楽しみました。一通りやってとても楽しかった様子で、お子さんから「お母さん、もう一回やろう!」の声がありました。嬉しいですね(*^^*)
再度、親子お二人でもう一戦され、とても楽しまれていました。
知立会ではよく遊ばれているゲームのひとつ、「ヤギのベッポ」(ドイツ・フッフフレンズ社)。親子連れお二組で、和気藹々と楽しまれていました。初めてのお友達とだけでは少々不安だというお子さまも、親子でなら無理することなく楽しんでいけます。子ども同志が打ち解け合うきっかけにもなっていくと、さらに良いですね。
ペンギンパーティー(ニューゲームズオーダー社)。下世代のどちらか一方の色を引き継ぎながら、ピラミッド状に手札を出していきます。自分の持っているカードが淘汰されないように注意して、うまく出していきましょう。
この後、さらにもう一戦違うメンバーで対戦しました。シンプルながらも読みどころあり、駆け引きありで楽しめます。知立主宰からは「これ欲しいな…」の声も。
4目並べ。一見、平面が立っているだけなので、碁盤でやる五目並べとどう違うの?というように思われる方もあります。違いは、碁盤などでやる五目並べはどこでもコマを配置できますが、立体になると下にコマがないとその上の位置にはコマを配置できないという、コマの配置に制約があるところです。
自分視点ばかりの考えでなく、相手が入れたくなるように自分のコマを配置しミスを誘う…なんてことも戦略のひとつです。駆け引きの要素がたくさんあります。
今回参加者の最年少は園児さん(右側の子)。初参加で、最初は戸惑いながら親御さんにくっついておられました。そんな子どもも楽しめるように…と、知立主宰が取り出したのは「マーブルすくいゲーム」(ドイツ・ハバ社)。木製スプーンで、ケーキカードに描かれているのと同じ色・数のマーブルだけをいち早く掬い上げます。
木製スプーンで掬うことを最初は楽しみ、上手くできてきたので、ゲームチャレンジ!ややおぼつかないながらもちょっとずつ上手になってくると、楽しくなるのですね。小学生とともに、とても真剣にゲーム遊びを楽しんでいました。
最近接の玩具(子どもが既に持っている能力の、ほんの少しだけ先の力を使う玩具)は、子どもの様々な力をグンと育てます。ゲーム用のスプーンを使ってみるものの、お家のスプーンのようにはいかない、どうすれば?→平らにすると落ちにくい、箱の壁に当てながら掬うと落ちにくいことを知る→それを活かして対戦では早く掬えるようにしていく といったように考え、実行して、そして成長していくのです。
宝石の煌き。宝石を集めたり、貴族を顧客につけるなどして、誰かが威信点を15点獲得するとゲームが終わります。当会主宰、このゲームは大好きです!
今回は、小学生高学年男子とその親御さん、私の3名でプレイ。お子さんは何度かやったことがあるそうでとても意欲的です。私も燃えます(`・ω・´)
時折、低コストのカードが開かれると、思わず「あっ(買おう)」という声とともに戦略が漏れていることもありました。小学生らしくてちょっと可愛いかったです。
ゲーム中盤、彼は5点の威信が獲得できるカードを買うべく、手をすすめていました。高得点ゆえ、流石にやすやすと渡すわけには参りません!真剣プレイには、真剣プレイで応えます。私も同じ宝石チップを集め、彼が買おうとしていると思われるカードを自身も買えるよう手合わせし、カードを素早くキープして妨害させていただきました。
しかし、その後、私は思わぬミスをし手損。その間に彼は建て直し、逃げ切って勝ちました!
彼は盤面を良く見ていて、同じ宝石でも威信点のある無しにより買うカードを考えたり、宝石チップコストの多寡を考えるなど、効率をよく考えた非常に素晴らしいプレイをしていました。私の妨害にもめげず、すぐに建て直しを考えられる力も、盤面を見て情報を正しく捉え、すぐさま次なる効率を考え戦略を組み立てることが出来ているからにほかなりません。
また彼とは、是非ともお手合わせ願いたい!と思ってしまいました。
ラミーはカードゲーム(プレイングカードを使ってやるゲーム全般)の一つで、同ランク(数値)や同スート(種類)連続の3枚以上の組を作りセット化すると0点、できないままバラで持っている札は数値をそのままマイナス点として計算する、セットを作りマイナス点を減らすことを競うゲームです。
この、「ラミーキューブ」(増田屋コーポレーション)は、二組のプレイングカードの量に相当するものをタイル化して、ラミーのルールで楽しむボードゲームです。競技人口が多く、世界中で楽しまれているゲームです。時間さえあれば夜通しでもやってしまいそうなくらいの、やめられない面白さのあるゲームですよ…!(^^)
今回は大人4人で、2戦しました。
この他にもたくさんのゲームが遊ばれていました。
知育玩具の方は、今回初お目見えのキュボロが盛り上がっていました。玉の道を作って遊ぶ積み木です。若き天才と評判の、将棋の藤井聡太棋士が幼少の頃から遊ばれているということで、一気に人気に火が付いた玩具ですね。
いろいろな子どもの手に取られ、作っては壊しをされていましたが、その中からひとつ。
小学1年生の作。高低差をつけた、6段状の大作です。初めて取り組むとはいえ、本気で遊べている力というのはもの凄いもので、これだけの物を成し遂げるだけの様々な能力とパワーを持っているものなのです。
作り上げるところには、道がうまくつながるか、玉がうまく転がるかなど、検討しながら進めていく作業があります。積み木を積んでは外し積んでは外しとトライアンドエラーを目に見える形でする子もいれば、頭の中で組み上げたものをとりあえず積んでいき玉を転がしてから確かめよう、という子もいます。が、いずれにせよ、その作業にはかなりの思考力、集中力、時には忍耐力さえもいるものですが、そういった様々な力が「座学でなくとも」育っていきます。むしろ、遊びだからこそ、何度も何度も楽しく取り組む、そして、どんどん育まれるのです。良質な遊び、そしてそれに真剣に取り組める環境は、日々、子どもにとって不可欠なのです。
次回知立会は、1月6日(日)です。