長岡京発!作り手の情熱と優雅な時を届け、豊かな食卓を提案する食器店
当記事は、広報紙「長岡京ライフ3月号」に掲載されている「長岡京のきらり」との連動記事です。市内で実施したアンケートの回答から、長岡京市のことが大好きな市民ライターが取材先をピックアップ!長岡京できらりと輝く、ステキなひと・もの・ことを紹介します♪
詳しくはこちらからチェック:https://www.city.nagaokakyo.lg.jp/0000013397.html
阪急長岡天神駅西口、アゼリア通りを西へ歩くこと4分にある「ル・ノーブル」は、国内外の有名ブランドはもちろん、ル・ノーブルでしか手に入らないオリジナル商品や職人の手仕事による一点物など、ここでしか出合えない特別な食器が多数そろっています。
多くのファンに支持される“お客様に寄り添う接客”
代表取締役社長 辻󠄀 典之さん
現在、東京や大阪などに5店舗を展開する「ル・ノーブル」は、43年前に現在の代表取締役社長 辻󠄀 典之さんのお父様が、ノーブルトレーダース株式会社として輸出入業と卸売業を創業したのが始まりでした。そして約35年前、実店舗の第1号店が、地元長岡京市にオープンして現在に至ります。
足を踏み入れるとそこには、食器好きにはたまらない空間が広がります。常連客や食器愛好家からも絶賛される「ル・ノーブル」の宝石のような輝きの食器は、見る者を魅了し、ここでしか手に入らない運命的な出合いがあります。
「社員も『ル・ノーブル』のことが大好きなお客様の一人という気持ちで、外から来られるゲストにも普段から接しています。」という辻さんの言葉どおり、「お客様を第一に」の精神は、スタッフ一人ひとりの心の中に根付き、細部まで行き届いた心配りに表れています。
スタッフの丁寧な説明を受けながら、自分だけの食器を選ぶ時間は至福のひととき。
「新しい発見が楽しい」「夢中になった」など、喜びの声が数多く寄せられています。
作り手の思いを届けて食卓をより豊かに!
一つひとつ職人が手作業で作ったワイングラス
ブランドのセレクト基準について辻󠄀さんは、「どのような歴史があるのか、どのように使われているのか、誰が手がけたのか、などが見えるストーリー性があるものを、取り扱っていきたい」という理由で、クラフトマンシップのにじみ出ているもの、ハンドペイント・職人手づくりの品にこだわっています。
「ものづくりをされているところを直接訪れて聞いた『メーカーが伝えたいこと』をル・ノーブルが代弁し、その思いをしっかりとお客さんに届けたい。また食器によって、食事をするときの気持ちも盛り上がる。そんな食卓の豊かさなどを伝えていきたい」と辻さんは語ります。
こうして、貿易商社として作り手の思いと共に食器を届けてきた「ル・ノーブル」は、取引のある世界中のパートナー工場にオリジナルブランドの商品を作ってもらうようになったといいます。「ヴェトロフェリーチェ」シリーズなど、「ル・ノーブル」が企画し、輸入元となった食器、独自のオリジナル食器など、ここでしか購入できない、まばゆいばかりの食器が数多くそろっています。
ル・ノーブルが輸入元となった企画アイテム「ヴェトロフェリーチェ」シリーズ
「ル・ノーブル」の新たな取り組み
「紅茶教室」が開催されている部屋
これまで豊かな食卓を提案してきた「ル・ノーブル」は、 新たな時代に向けてさらなる進化を続けます。商品の販売にとどまらず、食器にこめられたストーリーや、豊かな食卓文化を体験できるイベントなども開催しています。
今年2月に開催された「紅茶教室」の会場には、美術館を思わせるほどの芸術性に富んだ貴重なオールドノリタケの展示が。なかには約100年前の作品もあるそうです!このような芸術品を鑑賞できることも、紅茶教室の醍醐味の一つです。
洋食器の製作には長い歴史と伝統が息づいており、一つ一つが職人の技と思いが注ぎ込まれた芸術作品です。参加者はこのような作品の美しさに触れながら、優雅な紅茶のひと時を味わえます。
世界中から集められた希少で美しい食器がそろう「ル・ノーブル」は、多くの人々を魅了し続け、食器のあるすてきな暮らしを提案しています。お客様の声を大切にしながら、新しいことを取り入れられていることが一番の魅力です。
【店舗情報】
ル・ノーブル 長岡京店(本社ショールーム)
住所:長岡京市長岡2丁目1-15
電話 :075-952-2377
時間:午前10時 ~午後6時
定休日:土曜日
担当市民ライター:中西 幸惠
約30年長岡京で暮らしています。子どもたちも独立し、シニア2人暮らしになった今
まだまだ知らない大好きな長岡京の素敵を発掘・発信したいと思っています。