春の道南（函館本線、函館市電）

真冬2月の「ごっこ祭り」以来、今年2度目の道南です。今回は、本州旅の行きと帰りに立ち寄りました。ダイヤ改正後のキハ40の動向確認と友人来道前の下見も目的でしたが、道南は道内でも特別な場所。自宅から遠くなく、キハ40最後の年でもあり、今年も季節の節目で訪ねたいと思います。（2024/4/9,4/15）

4月9日、昼過ぎに小雨模様の白老を出発。夕方近くに落部付近。ちょうど普通列車が通過する時刻。ダイヤ改正後初の道南でしたので、キハ150だったらどうしようとドキドキしながら待ちましたが、キハ40だったのでホッとしました（上の写真）。雨も上がって、駒ヶ岳も姿を見せてくれた夕暮れ時。旅の幸先良しです。青森行きフェリーは朝の3：20発。ホテルで仮眠してからフェリー埠頭に向かいました。

一週間後の4月15日。本州旅を終えて、青森からフェリーに乗って、函館に到着したのは18時。函館の定宿「グローバルビュー」にチェックインしました。出かけるときは肌寒かった函館ですが、帰って来た時はすっかり春。暖かいです。少々、夜の撮影をしました。大三坂の桜は開花前でしたが、蕾がピンクに膨らんでいました。

翌朝は、朝練しました。四季島が北海道に来る日でした。念のため、函館駅で到着を確認しました。

四季島が到着した日は、市内のお店で朝食を終えた乗客を乗せるため、530が朝の函館の街を走ります。その時刻を確認するために、十字街で待つことにしました。この朝は巡りが良く、旧型電車がよくやってきました。

そして、530が登場。街の雰囲気にとてもマッチします。

函館ドック前からの返し。函館の街並みを走る530。これで時刻が分かりました。次の週には友人が来道しますので、事前準備ができました。

11時前にチェックアウトして、ゆっくり白老に帰りました。大沼では水芭蕉が綺麗に咲いていました。去年に続き、今年も見ることが出来ました。

長かった本州旅の、ファイナルカットです。霧の山崎駅で、キハ40。本数僅少の中、グッドタイミングでした。この駅も廃止予定駅。キハ40も残り1年。こんな日常的なシーンも、これが撮り納めかも。

次の週は、旧友と再び、道南旅です。
白老鉄日記vol.184「春の道南1」でした。