地震保険は単独では契約できません
つい先日はアラスカ州で
今日は和歌山と青森でも地震があり、
今年は北海道でも大きな地震がありました。
地震が最近多いので
保険会社が大変だという話も耳にしますが
「地震保険」
どういったものなのか
簡単に説明をしていきます。
まず
契約方法ですが
意外に思われるかもしれませんが
地震保険単独での契約はできません。
火災保険に上乗せして契約するものとなっています。
契約金額は加入している火災保険の
保険金額の30%から50%で
上限額があり
建物5000万円
家財1000万円
です。
建物が8000万円だったとしても
上限は5000万円です。
そして
地震保険の目的は
被災された方の生活の安定
ですので
保険の対象は住宅および生活用動産のみ。
尚、
1個の価額が30万以上の貴金属・骨董品・書画
などは補償されません。
奥様がへそくりで購入した
ジュエリーとか
旦那様が家族に内緒で100万円で購入して
思い切って
なんでも鑑定団に出したら
「いい柄ですので大切になさってください」
とのコメントをもらったけど
35万円の値がついて
家族にえらい怒られた
骨董品の壺とか
補償外です。
家族の問題は家族で解決しましょう。
それから保険料ですが
これが
建物の構造と
なんと
所在地により算出されます。
車の年式や構造(ハイブリッド式かどうかとか)
によって金額が変わってくる
車の保険にちょっと似ているような
感じもしますが
地震の発生確率の高い地域は
(日本中のような気もしますが・・)
保険料が上がります。
そして
どの損害保険会社で加入しても
地震保険は同じです。
保険料も内容も同じです。
どうしてそうなるかというと
地震保険は
国と民間の損害保険会社が
共同で運営している制度だからなのです。
そういったことを踏まえつつ
地震保険
必要かどうか検討してみるのもいいかもしれません。