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捻挫の経過

2018.12.03 22:57

ご心配を頂いた方からは、FBには経過をコメントしたのですが、再度ブログにも経過を書いてみます。


昨日の午前中の経過ですが、走れます。 

米持って患側(痛い方の足)に体重かけれます。

階段降りる時も真っ直ぐ降りれます。 流石に朝起きた時は、健側(痛くない方の足)から降りるのは患側に負担がかかるので真っ直ぐ降りるのは痛かったです。


健側を患側の足の前側よりやや外側(足をクロスさせる感じ)で患側の膝が内側に入らないようにすると僅かな違和感(ちょっとした腫れの感覚)があります。

この動きは、膝関節の痛みでも足関節捻挫でも障害があると必ずできなくなります。


この時に若干膝が不安定になり、腎経筋をとおって後頚部でバランスをとるみたいです。 

胸椎1番の患側側で不安定になるので、胸椎1番の患側側にキネシオ(1.5センチ?)を3センチぐらい切って、胸椎1番の患側に貼ったら、この感覚もなくなりました。


足をクロスさせた時、胸椎上部の回旋(健側へ捻る)が弱いんですね。

この動きが弱いのは、捻挫をする前から気づいていました。

歩行時に手を振る時に起こる脊椎の初動ですから、これを調整してみたということです。

ちなみに胃経筋は完全に元の位置に戻っていました。

足をクロスさせた時にだけ腎経筋が若干の揺れが起こるみたいです。 

面白いですね。


弱い経筋って、不得意な位置をとると位置が変位するんです。 

それと患側の後頭部と後頚部に手をあてると足をクロスさせても痛みはほぼなくなります。

頭と足がつながっている証拠でもあります。


膝の不安定感もほぼなくなりました。 

時間と共に外傷は大きく変化していきます。 そして内科的になってきます。

それ知らないで局所を刺激しつづけると逆効果になるのではないかと思います。 

痛みのある場所ですが、押さえて圧痛を確認しましたが、結構な力で押さえてちょっと痛む程度になりました。 

昨日は痛くて触れなかったので、進歩していると思います。 

これを書いている夜は押さえても殆ど痛みはありません。


それと三焦経の奇経反応も消失しています。 

そのかわり胆経の奇経がややでてきたかなぁ~。 

という状態でしたので、側頭部を手でおさえるとなくなります。 

あとは痛みの恐怖の感覚だけみたいですね。

脳から恐怖の信号がでているみたいです。 

こんな僅かな痛みでも恐怖の反応が信号としてでているんですね。 

これも面白いです。

この恐怖の反応ですが、足首を伸展して内反、外反するとやや痛みがあったのですが、患側のGB17(正営)を後下方に押し込むと恐怖の反応がなくなって、一瞬で痛みが消えました。 


感情って恐るべしですね。 面白い!!

きっと捻挫をした方向に動かすと脳がそれを止めなさいと命令するんだと思います。


このような経過が昨日の朝です。

昨日の夜の時点では、正座をして食事も30分以上できましたので、ほぼ良くなっていると思います。階段も不安ではないし、しばらく動かさなくて、動いた時も、ほぼ痛みはありません。

腫れはまだあるので、この腫れは、足首を色々動かして早く引かせたいなと思っています。

大事なことは闇雲に動かすのではなく、うまく動かすことですね。


あと伸展して、内反外反の動き(これも捻挫の時はできにくい動きです)も痛みは完全になくなりました。捻った側に動かしても全く痛くないレベルです。

だいたい捻挫の治癒時間は、1日半だと思っていますので、予測どおりです。


ビッコをひいて来院した学生も次の日に来ると、だいたい小走りぐらいには回復しますからね。

普段から患者さんには、体重をかけて治してねと言っていますが、自分が捻挫をして、それ以上かかったらやばいですからね。

(笑)

まあ、証明できて良かったなと思います。

それに経筋と正経は動きが違うというのもよくわかりました。

まだまだ、これから研究対象にすることが一杯あります。というかありすぎます。

一々詳細には調べてはいけませんが、できるだけ診断を早くして即決し、効果をだしていきたいと思っています。


今回は自分が捻挫をして、その経過もわかり、ためになった二日間でした。

転んでもただではおきない。

転んでも飯のネタを考えるってことですかね。(^^;