インビザラインの世界:初めての一週間の感想
こんにちは。
料理家、クッキングコミュニケーターの戸根みちこです。
今年のゴールデンウィーク後半からインビザラインというマウスピース矯正を開始しました。
歯の矯正をするのは、私にとって人生で2回目。
前回矯正をしたのは22歳の頃
生まれつき歯並びは良かったのですが、下で前歯を押し出してしまう変な癖がついてしまってから歯並びが乱れてしまい、矯正をするに至りました。
22歳の頃にやってみたのは、ワイヤーの矯正器具をつけるノーマルな歯科矯正。
1年ほどで理想な歯並びとなり矯正を卒業したのですが、夜寝るときに装着を推奨されているリテーナーをサボり続けたことから、20年経ってまた歯並びが乱れてしまいました。
現在40代。
人生の折り返しと考えると、ここで歯並びをメンテナンスして一生使える歯にしておきたいと思い、再び歯科矯正をすることに決定しました。
最近、歯科矯正でよく聞くのがインビザライン。
マウスピースをつけるだけで、歯の矯正ができるなんて素敵!
と思っていたので、やってみることに。
お世話になったのは、20代の頃にお世話になった先生。
信頼している先生ということもあり、インビザライン矯正については
あまり調べずに開始しました。
実際やってみると、やる前に想像していたのと違うところもあったので、
良いところ悪いところ、意外と知られてないかな?と思うところなど、
過去のワイヤー矯正との比較を交えてご紹介します。
インビザラインのいい点
・とにかく目立たないところ。
これが1番じゃないかなと思います。
マウスピースをはめている状態でも、矯正をしているとはあまり気づかれません。
ワイヤー矯正だといかにも、な見た目になりますからね。。
ちなみに上の写真はインビザラインをはめている状態。
私は上下の歯にゴムを渡しているので、口を開けるとちょっとわかるかな、という感じです。
・衛生的
歯磨きをするときはマウスピースを外します。
フロスなども普通にできるので、ワイヤー矯正との大きく違います
(ワイヤー矯正ではフロスができません)。
矯正をすることで虫歯が増える、というリスクがないのでとっても衛生的。
・経過がわかりやすい
マウスピース矯正では、1週間ごとにマウスピースを次のものに付け替えていきます。
「何個目のマウスピースをつける頃には、歯はこのように動く」
といったシミュレーション画像を見せていただくことができるので、先が見通せる点がとても気に入っています。
・痛みがない
1週間ごとに微調整していくからか、マウスピースをはめたときに歯がきゅっとする感じはありつつも痛みは全くありません。
ワイヤー矯正の時は、歯医者さんで調整した直後は物を噛むのが大変だった記憶があります。
日常生活への負荷は、インビザラインの方が圧倒的に軽いです。
・通院回数が少ない
インビザラインのマウスピースは1週間ごとに交換しますが、上の写真のように、週ごとに個包装されたマウスピースを最初に受け取ります。
通院は2ヶ月に1回程度。
私の場合、お世話になっている病院が自宅から少し離れた場所にあるので、通院回数が少ないのはとても助かります。
インビザラインの予想外だった点
インビザラインでは、ただマウスピースをはめるだけだと思っていた私。
実際は、マウスピースの装着具合を良くするために歯にアタッチメントという突起がつきます。
目立つものでは無いのですが、歯の表面がざらざらする感じは、矯正器具とちょっと似ていて、最初は違和感を覚えるかと思います。
ご飯を食べる時も、アタッチメントが頬の内側に当たったりするので、ちょっと食べにくさを感じました。
私の場合はこのアタッチメントが前歯にもついているので、ちょっと出っ歯になったような感覚があり、口を閉じにくいのです。
頑張って閉じると、ちょっと鼻の下が伸びたような感じになるのが結構気になります。
インビザラインの不便な点
・とにかく食事が面倒!
インビザラインでは1日20時間以上のマウスピース装着を推奨されます。
家で1日過ごす時はさほど大変では無いのですが、外出している時などはこれが結構大変。
食事をする前にトイレに行ってマウスピースを外し、食事が終わり次第すぐに歯磨きしてマウスピースをつけなくてはいけません。
マウスピースをしている最中は、水以外の飲食はNG。
生活スタイルによっては、これはなかなかハードルが高いのではないかなと思っています。
ちなみに、私はインビザラインを始めて、すぐに1泊2日の旅行に行ったのですが、旅行中にマウスピースの装着時間を長くキープするのは結構努力が必要でした。
インビザラインを開始して 1週間で感じているのは、こんなところ。
たった1週間にして既に歯が動いているのがわかる部分も出ているので、総じて満足しています。
こうして書き出してみても、デメリットよりもメリットの方が圧倒的に多い。
ただ、歯並びがあまりに悪いとインビザラインはできず、ワイヤー矯正になるそうです。
気になる方はお医者さんに相談してみてくださいね。
また定期的に、インビザラインの進捗ご紹介したいと思います。
ではでは。