5/9（木）【追悼　船名カナトの由来　愛犬カナト去り逝く】

同じ時空で過ごした日々

家族の悲嬉こもごもと共に

人生の大切な時間を共に過ごした

その16年と6ヶ月

その間　

家族の命の誕生や

嬉しき日々や

母親を亡くした悲しみの日々を

一緒に過ごした

昨日　急に荒い息使いの後1時間程して

俺の腕の中で息を引き取り永眠した

亡骸はお気に入りの場所へ

ここ1年は白内障の為　光は感じるもののほとんど見えず

寝る時は同じ布団に入って来て　

起きてる時は俺の膝の上で

用を足す時は俺を呼んで

飯の時は催促して

そんな感じで俺のそばで　俺の膝と抱っこが一番安心できていた様でした

遊漁船での出船の時は朝早く一緒に起き

帰ってくると車のバック音に気づいて

お帰りって吠えてました

少し凹んでいますが　「カナト」の名に恥じない様に遊漁船案内します

因みに名前の由来は「カナトフグ」から

なんでも噛みつき釣り糸を食いちぎり

そんな事から釣り人に嫌われがちですが

好奇心旺盛で水面まで姿を見せ　怒ったらふくれっ面　そんな可愛い魚です

俺は昔から秋口はカナト釣りに行ってました

とても美味しい魚です

名前は長男の嫁さんが名付けてくれました

なんともやんちゃで可愛い名で気にいってました

新艇に乗り換えた時船の名も同じ名前にし　今日の遊漁船名としてもその名を引き継いでいます

下記写真　追悼の意味を込めて掲載しました

その勇姿

近くの玄界灘海岸がお気に入りでした

2年前の5月　同じ時期

俺の膝で　くつろぎのひと時

8年前

家族バーベキューの折

「俺俺　俺が兄貴だぜ」

そう孫に言ってます

魚好き

その当時真アジ釣りによく行っていた

クイジナートでミンチに

「俺もくれ」って事で

玉ねぎ抜きのカナト専用ミンチを作ってあげてました

菊の咲く頃

柿のなる頃

「早く刺身にして〜」そんな魚好きでした

アジの味醂干しは大好物

「親父もなかなかやるやん」

そんな事言ってます

天草旅行の折

恐竜の島　御所浦

烏峠(からすとうげ)展望台より

シルエットが恐竜に見えます

少しお年寄りになりました

幸せそうな顔で寝てます

「こいつなんや」

いつも一緒

九州ボートショーにて

熊本地震の折

被災した親戚から預かったシェルテーのさくらとモモ

バックに従え

「父ちゃん　父ちゃん　おれおれ　なんでも俺が先よ」

「ライオンカットの俺よ〜」って

「父ちゃんが凝ってた燻製が最高よ〜」

「俺の分も燻製した〜？」

「怖いよ〜」

「俺は寒いの　苦手よ」

「父ちゃん　珍しいやん

サワラ釣るなんて」

「僕もあげて〜」

この頃は俺俺でなく「僕」だった