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なるさ 療育学習室

子どものすることを「待つ」

2018.12.04 11:00

「子どものすることをじっと待つ」ということも当たり前だけど必要です。

ただ、待てないことが日常茶飯事。

ペアレントトレーニングでも待つことも強調しますが、ただ待つではなく、

「観察しながら、必要によって指示をしながら、待つ」

ということです。


単純に「子どものできるまで寄り添いましょう」ではないです。

「観察+指示」ではブロークンレコードテクニックというものを使います。

ブロークンレコードとは壊れたレコードです。

壊れたレコードのように、同じことを繰り返すということです。


1)ブロークンレコードの例

大人:もう、夕食よ。片づけてね。

子ども:いや、まだ遊びたいもん。

大人:片づけなさい。

子ども:まだ、早い。終わってないもん。お父さんもテレビ見てるし。

大人:片づけなさい。

子ども:なんで!いやいや。

大人:片づけます。


というように、同じこと(同じ内容)を短く言います。


2)ブロークンレコードを使用しない例

大人:もう、夕食よ。片づけてね。

子ども:いや、まだ遊びたいもん。

大人:いつも、この時間には片付けなさいって言っているでしょ。

子ども:そんなの知らない。今日は言ってないじゃん。

大人:屁理屈言わないの。いつものことじゃない。早くしなさい。

子ども:なんで!いやいや。お父さんはいいの?テレビ見てるじゃん。

大人:お父さんとあなたは関係ないでしょ。


というように、子どもの言うことに大人が火に油を注いでいる状態です。

ブロークンレコードは同じことを言いながら、子どもの様子、言葉を観察していきます。

時には、一緒に片付けを手伝うことも必要ですし、ご褒美を提示することも必要かもしれません。

ブロークンレコードを上手に使えるようになると、大人の気持ちも落ち着いてきます。

叱って子どもに伝えるより、よりかかわりやすくなります。