Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

マヤ

『W旦那+(プラス)』 はじめてのおつかい⑮三代目妄想劇場 特別編

2018.12.05 23:00

隆二「あー❗あんなでっかいケーキ選んだ‼

無理だよ💦持てっこない‼」



臣「あちゃー…」



隆二「健ちゃん間に合わないな!俺行ってくるよ‼」



隆二はMA-1をとって立ち上がった。



D「今市さん‼近くにスタッフがいますので、このまま見守ってもらえませんか?」



隆二「でも、転んだりしたら…」



「隆二」



イヤホンから直己の声が聴こえた。



隆二「はい⁉直己さん」



直己「すぐ近くに俺とELLYがいるから、転ぶ前にサポートする」



ELLY「今市くん‼大丈夫だから」



隆二「直己さん…ELLY…」



D「なんとかもう少し様子を見ていただけませんか?」



隆二「そりゃ、TV的には盛り上がるかもしれませんが…」



臣「隆二、モニター見てみろよ」



満面の笑顔でホールケーキを見つめる隆臣は、最高に愛くるしい表情をしている。



臣「はじめての大人買いだな」



隆二「おみ…」



臣「ケーキ屋のスタッフも困ってるよ  笑」



隆二は上着をソファーに置いて静かに腰掛けた。



隆二「下のスポンジが見えないくらい、イチゴいっぱいだ…」



臣「食べたかったんだろな」



プロデューサーとディレクターはホッと胸を撫で下ろした。



店では女性スタッフが隆臣を説得している。



「隆臣くん、このちっちゃい方にしない?こっちのケーキは重いよ」



スタッフが三角のショートケーキをすすめている。



隆臣「たぁくんイチゴいっぱいのがいーの!

これくらしゃーい♪」



厨房からパティシエも出てきた。



「じゃあ特別にサービスで、この三角のにイチゴいっぱい乗せてあげるから、ちっちゃい方にしない?」



なんとか説得を試みるが、隆臣はホールケーキの前から離れない。



隆臣「たぁくん、これにしゅるの♪おっきなイチゴいっぱいで、みんなで食べるのよ」





隆二「……すん」



臣「隆二?」



隆二「たっくん、自分が食べる分だけでいいのに…グスン💧」



臣「泣くのはまだ早いぞ  笑」



隆二「……」



臣「好きなもの買ってきていいって言って送り出したの俺達だろ?」



隆二「そうだけど…」



店側もとうとう説得するのを諦めたようで、大きな箱にホールケーキを詰めてリボンをかけ、持ち帰りの準備をしている。



隆臣「パンマンのお財布とってぇ♪」



「はい、リュック開けるね」



隆臣「おねーしゃん、シャンシャンのティッシュも取ってくらしゃーい」



「えっと、ティッシュですか?これかな?」



アンパンマンのティッシュカバーを取り出した。



隆臣「お鼻出た」



「お鼻かみますか?はい、どーぞ」



スタッフにティッシュを持ってもらってチーンとやった。





臣「大人買いして興奮したかな?笑」



隆二「大きな買い物したね、グスン💧」



隆二もティッシュを数枚取ってチーンとやった。



臣「そっくり親子め 」



隆二「悪いか?」





「3580円になります」





P「結構高額のおつかいかも?」



隆二「持てるのかな?」



臣「持つ気満々だよ」



隆臣はホールケーキの入った大きな紙袋を、

「うんしょ」といって持ち上げた。



「お仕事がんばってくらしゃーい」



隆臣は両手で紙袋を持って店を後にした。



「ありがとうございました‼」




つづく