三都杯!見学してきました!
「日本一ハードなヘアコンテスト」で知られる三都杯。その内容は年々変化していきます。
予選を勝ち抜いて決勝に駒を進めることができるのはたったの数人!今年は6人でした。
まずは去年から新設された種目。
当日初顔合わせのモデルをカウンセリングしてカット。モデルはくじ引きで選ぶそうです。
スクリーンにはモデルの要望やお悩みなどが。
まさに普段のサロンワークの質が試されます。ある意味美容師の真骨頂です。(とはいえステージ上でそれをやるのはキツいですよね……)
サロンワークステージの次はメインのステージとなるプレゼンテーション。
出場者は1人15分のプレゼンテーションタイムでひとりのモデルをカット、スタイリング。
そしてあらかじめスタイリングされたふたりのモデルを展示し、計3体のモデルで自分の世界観を表現します。
ヘア、メイク、コスチュームはもちろん、BGMや照明等もプロデュースしないといけません。
つまりひとりヘアショーです。
そこに審査員からの質疑応答まであり、出場者の方々は多分胃がやられていることでしょう……
これが審査基準。通常のコンテストと比べるとモデルへの配点が低いです。
この70点満点に先ほどのサロンワークステージでの点数(おそらく30点満点)が加えられます。
2番目の選手。
まだ弱冠25歳だそう!すごい!
そもそもこのシチュエーション。緊張なんてもんじゃないでしょうね……
「三姉妹」がテーマの作品。
出場者の方は実際に3人の娘さんがいらっしゃるらしく、ご自身の娘さんと重ねて創作したそう。どこか優しいムードですね。
そして5番目は三重から出場の別所さん。
なんと彼は2年連続決勝に駒を進めています。しかも独立したばかりでサロンもひとりでやっているそうですが……身体大丈夫???
無事終了。
去年よりもリラックスしてカットされていた感じがしました。
最後の出場者。カットセミナーなどでよくお見かけする方でした。
真っ赤な照明にゴリゴリのテクノと、随分エッジの効いたステージでした。
ユース感満載のモデルたち。
結果からいうと彼がグランプリに輝きました。ピュアに好きなものを追求して結果が出るってのは最高ですね!
今年もめちゃ面白かったです。
出場者のみなさん、本当にお疲れ様でした!