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関節が緩くても痛みがでる⁉ -膝関節の緩さチェック-

2024.05.17 13:10

宮崎市清武町のしみず整骨院です。


体に痛みがある場合、ほとんどの方が筋肉や関節などが固くなっていることが原因ではないかと考えると思います。

しかし、体(筋肉や関節)が固いばかりではなくて、緩いこと(柔らかいこと)が影響して痛みなど症状がでる場合もあります。


この関節に異常な弛緩と可動性がみられることを「関節弛緩」と言います。体が柔らすぎるようなイメージです。


その関節弛緩を簡単にチェックする方法はこちら↓


■関節弛緩性テスト(東大式)■

①手首:親指が前腕につけば陽性

②肘:肘が15以上過伸展すれば陽性

③足首:足首が45度以上曲がれば陽性

④股関節:足先が180度以上開けば陽性

⑤肩:背中で指が握れるのであれば陽性

⑥ひざ:ひざが10以上過伸展すれば陽性

⑦背骨:前屈時に手のひら全体が床につけば陽性

関節弛緩性テスト(東大式)


評価方法は、

1項目につき1点(左右ある場合は0.5点ずつ) 7点満点

4点以上が関節弛緩性あり

4点未満は関節弛緩性なし

となっています。



この関節弛緩には、先天性(生まれたときから)と後天性(ケガなどをしてから)があります。


今回は、後天性のような過去のケガ(捻挫などでの靭帯損傷)などをきっかけに関節が緩くなっていないかをチェックする方法を紹介していきたいと思います。


過去に「膝」のケガをした方はチェックしてみましょう!


■膝関節の緩さチェック①■

①膝を90度に曲げます。

②膝のお皿下が後方に落ち込んでいないかチェックしてみましょう。反対の膝と比較してみましょう。※後方に落ち込んでいる場合は、後十字靭帯(こうじゅうじじんたい)という靭帯が緩くなっている可能性があります。また、過去に膝をついて転倒したことがある場合は後十字靭帯が損傷している可能性も考えれます。

または、膝のお皿下の骨を後方へ押し込んで移動が大きい場合(左右で比較してみましょう)も靭帯が緩くなっている可能性があります↓

四肢のモーションパルペーションより引用




■膝関節の緩さチェック②■

①膝を90度に曲げます。

②膝のお皿の下の骨を前方に引き出すように力を加えます。

※反対の膝と比較して、前方への移動が大きい場合は膝関節が緩くなっている可能性があります。また、この場合は前十字靭帯(ぜんじゅうじじんたい)に問題があり、膝関節が緩くなっていることも考えられます。

四肢のモーションパルペーションより引用



「関節が固くてなっていないか?」だけではなく、「関節が緩くなっていないか?」という視点も大切になります。※関節が緩すぎることも体への影響が大きいと考えています。


今回のチェックで関節が緩かった場合は、ストレッチなど行い過ぎると関節の緩さを助長してしまいますので注意しなければなりません。関節の緩さをカバーするためには適切なトレーニングが必要になりますので、専門の方に相談することをおすすめします。


当院でも、関節の状態をチェックした上でベストな「施術」と「セルフケア」の指導を行っています。体の痛みなどでお困りの場合は一度ご相談下さい。



膝の痛みと関係する「体チェック」の方法を下の記事で説明しています。特にスポーツをしていて膝に痛みが出てしまっている方は一度読んでみて下さい!




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