射手座新月ー「情報リテラシー」世界は掌に在る
7日、16時20分、射手座で新月を迎えます。
新月の度数は射手座の15度、情報リテラシーの度数です。
情報リテラシーとは、
情報を自己の目的に適合するように使用できる能力のことである。
「情報活用能力」や「情報活用力」とも表現する。
したがって情報リテラシーとは、情報を主体的に選択、収集、活用、編集、発信する能力
引用:wikipedia
自分が手に入れた知識なり、考えなりを実践し、それによってお金ももうかり、
社会的にも実際に貢献できる、という生き方を探さなくてはならない。
引用:sabian symbol
知識は、知識のままでは意味がなく、
知識を実践し、それに付随する結果を得てはじめて意味を持つ。
高度情報化社会は、これから超高度情報化社会へと変化していきます。
誰もがインターネットを通して、たくさんの知識を得られる時代。
率先して知識を取りに行く力は勿論、その知識をどう使うかで差が出てきます。
情報を精査することや、情報に踊らされないことも重要になるでしょう。
♃木星が射手座へ入った時に、これからの約1年が「二極化」の最初のターニングポイントになるとお話しました。
この「二極化」を言い換えると「格差社会」となりますが、世相から見ると、
格差社会を引き起こす原因のひとつが「情報リテラシー」だと言われています。
射手座というサインは知識を深め、活用するサインなので、そのままですね。
射手座=情報リテラシーです。
「シェア」というキーワードをよく見かけた方もいるかもしれません。
それは、個人的な興味を、誰もが活用できる普遍的なものへと昇華させるということ。
♃木星が射手座に入った辺りから星がしつこく言っているのが、
集合意識とかワンネスといった「全」を意識すること。
この辺はこちらの記事で詳しく説明していますので、こちらをご覧ください。
「自分の行動が他者に何をもたらすか」を考えて行動すると良いかもしれません。
多くの成功法に必ず書かれているのが「人の役に立つこと」です。
この「人の役に立つこと」ってゆーのが実は結構ミスリードになる事がよくあります。
- ただ何となく人の役に立ちそうなことを考えもダメ
- 自分を犠牲にして人の役に立ってもダメ
- 偽善は当然ダメ
自分を犠牲にせず、自分の好きなことで、人の役に立つこと。
「人の役に立つ」というのは、実用性のあることだけではなくて、
誰かを楽しませたり、豊かにすることも含まれます。
文字にすれば簡単なことの様に感じますが、キロンが克服されていないと、ここが難しいのです。
結局、情報リテラシーを使って何をするかと言えば、生き甲斐になる仕事を見つけ出すことです。
その為には「発信」する力が最重要であり最難関の過程になります。
この「発信」の際に障害になるのがキロンなのです。
キロンの傷は、他者の存在によって作られるもの。
でもその他者へ向けて発信していかなければならない訳ですから、当然ここに恐怖が生まれます。
キロンの傷を乗り越え「発信」していく為のポイントは、大きく2つ。
・自分自身が満たされていること
・自分の軸が出来上がっていること
自分自身が満たされていないと「人の役に立つ」という言葉に嫌悪を感じます。
自分が満たされていないのに、誰かを豊かにすることは、自らの精神を病みます。
自分の軸が無いと「発信」の際に自分を偽ったり、他者への遠慮が出ます。
それでは上手く行かないのです。
キロンが支配する6ハウスは、奉仕のハウスと言われます。
6ハウスは自分を犠牲にして奉仕するハウスではありません。
自分の資質を活かして奉仕するハウスです。
自分の好きなことや楽しいことで人の役に立つのは苦にはなりません。
むしろ、喜んで、となる。
わたし自身「人の役に立つ」という言葉が嫌いで嫌いで、人の役になんか立ちたくないと思っていました。
その頃は、資質を活かせていなかったからです。
そうなると「発信」が上手く行かなくて、仕事に結びつかない。
そこで、何をしたかと言うと、「人の役になんか立たない!!」という結論を出しました(笑
そしてひたすら自分の為だけに行動しました。
すると、自分が満たされて、結果的に自分の資質と結び付くんですね。
6ハウスは病気とも関連付けられます。
「仕事で体を壊す」というのは完全に自分の資質を度外視した仕事をしているということに他なりません。
6ハウスはネガティブな意味合いで受け取られていることも多く、
それはつまり、6ハウスを上手く使えていない、キロンが克服されていない人が多いということを示します。
2ハウスの才能・資質、6ハウス奉仕(与えること)、10ハウス社会的地位のラインを結ぶと、
地のグランドトラインになります。
自分の資質を活かし、人の役に立つことで、社会的地位を確立する。
それは、社会的成功を意味します。
6ハウスについては過去に書いたものがあるので、気になる人は読んでみて下さい。
☿水星、キロン、ドラゴンヘッドがグランドトライン
「新たな探求テーマに向き合うために、徹底した努力を押し付けられる」
キロンを克服する方法で説明した♃木星に到る前の☿水星とキロンが課題を意味するドラゴンヘッドとアスペクト。
グランドトラインですが、内容は厳しいです。
6ハウスの完成は難しく、多くの人が躓くポイントなので、その辺がここに表れている印象ですね。
やっぱりキロンの克服は避けられないでしょう。
因みに、わたしのエリスは6ハウスにありまして‥
6ハウスのルーラーは水星じゃない!キロンだ!キロンを超えろ!
ってゆう不和の林檎を放りまくっているのは、エリスの所為なのかもしれません。
調和のパラスとオポジションですから、不和を齎すだけではない‥はず。
まぁキロンから目を背けたい人の方が多いと思いますから、迷惑な話でしょうがね(笑