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東北大学 学友会男子ラクロス部

【第3回龍鷲戦 主将対談】

2024.05.11 11:56

龍鷲戦に向けて主将対談を行いました。

両チームの意気込みや注目選手など是非ご覧ください!


【各チーム主将紹介】

東北大学主将 4年AT #0吉田健生

横浜国立大学主将 4年AT #69西川玲央


Q:昨年度の龍鷲戦を振り返って

吉田:まず昨年度の龍鷲戦を振り返ると、自分としては初めて出場する龍鷲戦だったんですけど、横国の良いグラウンドでできたし、東北としては勝てたので良かったかな。

個人的には、得点王予想を行っていて半分以上自分に投票いただいていたのに、結果としては1点しか取れなかった。しかも、得点者全員1点みたいな恥ずかしい結果だったので、今年こそは期待に応えられるような活躍がしたいですね。横国さん的にはどうでした?

西川:僕ら的には去年の龍鷲戦はzone(※zone:DFの戦術の1つ)に対する対策を東北にしっかりされた上で試合に入られてるなと感じました。その事前の準備ってところで僕らの方が不足してしまったと感じたところはあって、その面で結果が振るわなかったので、今年はしっかり勝ち切れるように臨みたいと思ってます。

司会:実際zoneの対策はしてたんですか?

吉田:いや横国がzoneしてきたぞやばいってなって、対策とかすごく出来ていた訳じゃないけど魂でクリースに投げ込んだ感じ(笑)

西川:そうなんですか(笑)

吉田:でも、去年は4年生が全員ショット早くてATも全員シュート打ててって感じで、シューターが多かったから比較的zoneに苦手意識みたいなのは無かったかも。

西川:そうだったんですね。

吉田:逆に昨年の横国さんのイメージは4年生がいないチームながら2年生も活躍していて、今年は経験値のあるチームとの戦いになるので戦えるのが楽しみですね。

西川:そうですね、去年からほとんどメンバーが変わっていないという状況でシーズンに入ったので、経験値というところでは少しアドバンテージがあるのかな。僕らも勢いに乗ったら強いチームだと思っているので、序盤で流れを掴んで試合の主導権握って勝ちたいなと思ってます。

司会:それではチームの連携にはかなり磨きがかかっている状態ですか?

西川:そうですね、意思疎通の面ではとてもやりやすいなと感じてます。でも今年はzoneはやらないでマンツーでいくので。

吉田:そうなの?今日ちょうど龍鷲戦も見据えて初めてzoneの練習したところだった(笑)でもzoneじゃないんだ。

西川:やらないです(笑)

吉田:とか言ってzoneしてくる可能性あるからな。ここから駆け引きが始まってるのかも(笑)


Q:龍鷲戦に対する思い

吉田:去年と立場が変わって、東北側が2年生も入ってくるようなフレッシュなチームということで、2年生の勢いみたいなところを上手く使っていきたいです。去年は5-2というロースコアな試合だったから、OFとしては点の取り合いをしてドキドキハラハラするような試合を観客の皆さんに見せたいなと思ってます。

西川:メンバー的にはどのくらい変わったんですか?

吉田:去年はOFのスタメンが6人中4人が4年生で、今年は自分と#6 柿崎以外全員変わってるかな。結構2年生が例年に比べて多いチームで、後で注目選手でも挙げるけどATに1枚2年生で良いのがいるんで、そいつの爆発に期待ですね(笑)

西川:僕も龍鷲戦への思いってところで、Jさん(東北20期奥谷純平さん)っていう横国と東北を繋げる人がいるってことで本当に運命的なご縁だと思ってます。先ほどの話にも出てきましたが、僕らは去年とOFのメンバーが変わっていないので、昨年のようなロースコアの試合ではなく点を取り合うラクロスらしい面白い試合ができれば良いなと思ってます。

吉田:ショットクロック(※ショットクロック:ボールを保持してから決められた時間以内に得点しなければ相手ボールになるルール)つけたいくらいだよねOFとしては(笑)

西川:そうだねDFには悪いけどね(笑)


Q:自チームの紹介、相手チームの印象

吉田:2年連続全学一回戦で負けてしまっているってこともあって、より打倒関東に燃えているチームかなと思ってます。2年連続東海に負けてしまっているので東海に勝つっていうのはもちろんなんですけど、そこで満足せず打倒関東、日本一ってところを目標に掲げて、ヘッドコーチ中心にまとまりのあるチームになってきてるかなと思います。

戦術で言うと、今年は去年に比べてDF陣に4年生が多くて結構仕上がってきてると思います。あと、フルフィールドOFにも力を入れてます。その中で、経験値の高いATとDFの連携が取れてフルフィールドでも点の取れるチームになってきてるかなと思うので、今年はそこにも注目して見てもらいたいです。

西川:一言で言うと、勢いに乗ったら強いチームだと感じています。昨年は一部入れ替え戦に出場し惜敗してしまったので、今年にかける思いというのは例年に比べても強いんじゃないかなと感じてます。そこで、日本一を目指す東北さんとこの時期に試合をさせていただけるということで、僕らとしても絶対倒したいなという相手ではありますし、当日に向けて気持ちを高めていきたいです。

戦術的なところで言うと、先ほどもzoneはやらないって話したんですけど、今年は奪うDFで昨年度よりもオフェンス回数を増やして、現在力を入れているハーフフィールドオフェンスで点をしっかり取っていきたいです。

吉田:今年はハーフフィールドオフェンスに力入れてるんだ。

西川:そう。2月くらいから、今年GRIZZLIES(※GRIZZLIES:関東チャンピオンリーグに所属する社会人ラクロスクラブ)に入団された種村さんにアドバイスしていただきながらハーフフィールドの戦術を固められつつあるので、そこはしっかり点の取り合いの試合展開をして示していきたいです。

吉田:相手チームへの印象ってところにも繋がると思うんだけど、コーチ陣に東北絡みの人が多いなっていう(笑)

今年は、去年東北のAコーチしていただいた汰一さん(東北大学30期内野汰一さん)が横国のBコーチをしてたり、DFコーチとしてゆっぴさん(東北大学29期荒木佑之輔さん)が入っていたりして、自分が本当にお世話になった先輩たちが率いているチームを倒す機会でもあるのですごく楽しみです。

他で言うと、ロングの選手が上手な印象があります。関東ユースに入った同期の話も聞いてて、自分はATで直接勝負することになるから個人力では絶対に負けないで個人力ってところから切り拓いていきたいです。横国からの印象はどうですか?

西川:東北のOFの印象で言うと、柿崎くんと吉田くんが2強で、荒木さんからもすごく上手いっていう話を聞いてました。2人を起点にしたオフェンスを作り上げてくる手強い相手になってくるんじゃないかなと思っています。

DFに関しては、汰一さんから少し聞いたんですけど昨年SSDMやってた子がロングになったとか?

吉田:そう1枚目。

西川:彼が一番上手いみたいな話をしてたので、先ほど4年生中心のチームみたいな話があったんですけど、イメージとしては勢いとかフレッシュさもあるんじゃないかなという印象はもってました。

吉田:そうね、今年からロングになった #3鹿島一朗は昨年からDFリーダーをやってたんだけど、SSDMとしてだとボトムから上手く全体に指示を出せないってところに課題感を持っていて。結構小柄な選手ではあるんだけど、SSDMとして活かしてた機動力とフットワークはそのまま、ロングを振り回すパワーも兼ね備えているので良さが嚙み合って練習でもOFからしたら嫌な選手になってきてます。それこそ西川くんとかを抑えてくれるよう頑張ってほしいですね(笑)

西川:楽しみですね(笑)


Q:龍鷲戦に向けた対策

西川:ASと一緒にスカウティングを少ししてますが材料があまり無いんですよね。

吉田:全然試合動画とかあげていいなって感じだけどね。交換とかしても面白そう。

それにそろそろ東北も横国出身のコーチがいても良いね(笑)

まあ自分たちは関東に行ける機会が沢山ある訳じゃないから一戦一戦負けられない試合なので、毎回の遠征で相手の研究ってところはちゃんとしてから挑むようにはしてます。

龍鷲戦だからとかっていうのは特になくて、関東の相手とできる貴重な機会だと捉えているので、全身全霊少ない機会をものにするために挑みたいなと思ってます。

西川:今僕らも、練習試合5連勝してる中で臨む龍鷲戦なので、連勝記録更新ってところでも個人としては意識しているポイントなので勝ち切れるように頑張りたいなと思ってます。

吉田:すごいね。龍鷲戦楽しみになってきた。


Q自チームの注目選手

吉田:OFは2年AT#11柳下雄吾。彼はラグビー出身で花園(※花園:全国高等学校ラグビーフットボール大会の通称)にもでるような強豪校でプレーしてて。170㎝ちょいで体重が80キロ代後半っていう恵まれたフィジカルを活かして、DFとの接点とか強度もAチームの中でもピカイチだなってところはあるので、彼をどう引き立てるかってところも自分や柿崎の役回りでもあると思ってます。自分も点を取りつつ、彼も爆発できるようなOFを作り上げていきたいです。前回の関東遠征はBチームだったので、初めての関東のAチームとの対戦で緊張しているとは思うんですけど、その中でどんなパフォーマンスを見せてくれるのかに期待したいです。

DFだと、昨年の注目選手でも挙げられた#20多喜乃葉弥です。昨年の4年元DFリーダーが昨年1年間結局出なくて。今年4年目の登録で出られるってことになって心強い助っ人が入ってきてくれました。実力のあるロングが帰ってくるってことで彼がフルフィールドオフェンスの起点になってくれるかなと思ってます。他にも彼のロングシュートや精神力に注目して見てもらえたらなと思ってます。

西川:OFで言うとMF#0樋口亮っていう選手。彼は1年生の秋に膝の怪我をして、復帰したのが2年生の5月。そして復帰してすぐの大会で結果を出して関東ユースに選ばれて、元々秀でた彼のセンスが去年1年リーグ戦を経験してさらに磨きがかかったと思います。今年はOFリーダーも務めている彼の得点、ダッジスピードを活かした1on1、接点に注目していただきたいです。

DFで言うと、#2関優吾。4年ロングの選手です。今年副将を務めていて、彼も関東ユースに選ばれてます。彼は本当に対人が強くて、練習でもOFに抜かれてるのはほとんど見ないくらいです。1on1だけじゃなくGBも上手くて、この前の試合では1試合で10回くらいGBをすくってましたね。彼の、GBからショットまで1人で行く前への推進力ってところも注目してもらえたらと思います。

吉田:2人とも聞いたことある選手だし、特に樋口くんはそれこそ汰一さんから上手いっていうのを聞いていたので注目してました。

西川:そうだったんだ。吉田くんと関の1on1、是非見たいね。


Q:龍鷲戦への意気込み

吉田:チームとしては学年日本一という目標を掲げる上で、昇格戦で惜敗したものの一部と同等の実力のある、フレッシュさと経験値を兼ね備えたチームの横国さんに勝ち切ることにこだわる試合にしたいなと思っています。

自分個人としては、やはり主将としてしっかり自分が1番結果を残すってところを大事にしたいなと思っています。昨年度はそれこそ1点しか取れなかったんですけど、最低でもハットトリックできるよう気合い入れてあと2週間準備していきたいなと思います。

西川:僕らも今年一部昇格を目指すチームってところで、学生日本一を目標にされてる東北さんと試合できるこの機会に、二部ではありますが関東の壁の高さを見せつけられたらなと思っています。チームとしてはまずしっかり勝ち切れるってところを目標にやっていきたいなと思います。

個人としても、僕も去年1点しか取れていないので、今年はハットトリック以上の4点目指して頑張りたいです。4点決めてMVPかっさらえるよう頑張りたいです(笑)

吉田:去年はMVPとVP、横国さんがゴーリーで東北がロングっていうどっちも守備の選手がとる試合として少し面白くない展開だったので(笑)

やっぱり今年は主将同士MVPとVPをとって、背中で見せる試合にしたいです。


司会:本日は貴重なお時間ありがとうございました!当日のお二人の活躍に期待しています!


(司会・文責:石塚夏実)