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七転び八起き Getting Back Up:A day in the life of cancer survivor MW

231. レモンの花 (今) & サイゼの店のレモンサワーを飲み干した日 (昔) -2024.5.12

2024.05.12 10:17

 

(大昔のサイゼでの一件は、後半です)

 

数日前から、ベランダのレモンの木が咲きはじめています

いい香りです

 

昨年(2023年)は、5/3 に写真を撮っていました(下記の冒頭です)

 

一昨年(2022)は、5/28

 

その前(2021年)は、4/24 でした

レモンの木を家に迎えたのは前年2020年でしたが、その年は咲きませんでした

ですので、ここでは2021年が初めての開花でした

  

  

ーーーーー 

そしてサイゼリヤのレモンサワーのエピソード

いや、いい年した大人がどうかな、と思いますが、ちょっと変わった経験でした

 

長男が少年野球(小学生)のチームに入っていた頃なので、12年くらい前のことです

わたしは野球コーチの末席でした

 

練習や試合の後は、チームで集合場所までいったん戻って、その日の解散をして、子どもたちを帰します

夕方で暗くなっていたり、逆にまだお昼であれば、コーチ陣も解散です

 

ですが、たまに、微妙な午後3時前後の解散がありました

特に大会期間中の、試合の後とかがこういう半端な時間でした


そういうときだけ、ちょっと飲みましょう、という感じになって、コーチ陣は家に帰らず、みんなでサイゼリヤにいきました

サイゼリヤが集合場所(団地の広場)の近くにあって、もちろん午後3時でも普通に開いています

 

で、みんなでワインをデカンタで頼んだり、エスカルゴみたいな変わった美味しいおつまみを囲んで、ワイワイ

次の試合の選手たちのポジションや打順が、いちばん盛り上がります🌟

地域の少年野球チームが一堂に会して、定期的に野球場の練習枠の割り当てを決めるときの、うちのチーム希望を確認したりといったチームの事務的なことも、飲みながらメモをとって✨

 

代表(お酒たくさん)

総監督(お酒たくさん)

コーチ1(お酒たくさん)

コーチ2(お酒とたばこ、両方たくさん)

コーチ3(お酒だけ普通)

コーチ4(お酒は普通、たばこは少し)※わたし(当時は2日~3日で1箱くらいでしたが喫煙者でした)

 

という陣容で、6人全員が、飲むのです

はじめの乾杯は、みんなで生ビールが多かったのです

ですが、どういうわけか、なぜかこのとき、チーム代表は、レモンサワーを頼まれていました

 

そしてサイゼのレモンサワーは、チューハイの「缶」(売られているまま)で、でてきて、自分でグラスに、というスタイルです

 

※サイゼリヤ HP グランドメニューから、画像キャプチャさせて頂きました

 

チーム代表は、テーブルの上に置かれたチューハイの缶をじっとみつめる

お店のかたに質問

「あれ?これ缶のまま?チューハイのグラスとかでは、でてこないの?」(代表)

「はい、レモンサワーは、缶ですので、グラスにはご自身で...」(お店のかた)

「...」(代表) 

「...」(他のコーチ...メニューも缶の写真であるじゃん...何かあるかも...予感...)

 

ひとまず乾杯

グラスをテーブルに置くやいなや

 

「缶のままはないでしょう。みなさん、この店のレモンサワーを空けましょう。」(代表)

そして全員、以降、レモンサワーを注文

 

話しでワイワイ、軽く食事をしたりは、いつも通りでした

飲み物だけは、ひたすら「レモンサワー縛り(?)」でした


わたしの記憶では、たしか 64缶までいったときに、店長がきました

「申し訳ございません。当店のレモンサワーが無くなりました。」


勝ち誇ったような、代表

「みなさん、やりましたよ。このくらいのことして、わからせないといけません。」(何を???)

 

時間はいつも、家の夕飯までという雰囲気なので、2時間位だったと思います

飲めたかたは 13缶~14缶くらいいっていましたが、わたしは平均だなって思ったので 10缶くらいだったのでしょう

度数が5%くらいと思いますが、それでもけっこう酔って自転車に乗れなくて、押して帰りました

 

わけがわかりません

 

サイゼは、1人で出先での変な時間の腹ごしらえとかで、たまに行きます(当時も、今も)

美味しくて安いと思います

 

いまでも、行ってメニューの缶をみると、つい、あのときの代表の

「みなさん、空けましょう」

ひたすら、とりつかれたように大の大人6人が、レモンサワーを注文

(...ありえないテーブルの空き缶...店員さんをたまに呼んで片づけてもらう)


思いだしてしまいます...あれはなんだったのでしょう...と...

 

   

チームは、わたしが北関東に転勤して、次の年に子どもがいなくて(選手が足りずにチームがつくれず)、解散しました

チーム解団式が、わたしが舌がんで入退院していた 2016年3月だったので行けなかったのが残念でした

長男が中学になってチームを卒部しても、わたしは転勤までの1年間、コーチを続けていました(それが転勤の前年ごろ)

 

2018年になって東京の勤務に戻って少しして、その翌年(2019年)あたりに、このときのコーチ1のかたに、お会いしました

お互いの子どものその後の話をしたり、わたしの病気が落ち着いたこともお知らせして、楽しく飲みました

 

でも熱量というか、少年野球のチームが無いと、当時のコーチの大人同士が会っても、ちょっと空っぽな感じがしました(あのときチームでは、コーチ同士であんなに楽しく飲んだのに)

そのときは少し驚きました

 

そうか、だからみんな、解団後は、コーチたちも集まらない、集まろうとしないんだなって、後で気づきました(わたしは病気もそうですが北関東にいたことが大きく、そのことに気づくのが少し遅かったのです)

 

寂しいようですが、子どもたちの成長のために大人がささえていたことです

だから子どもが次のステージにすすめば、前の段階での大人たちのグループには、今の用は、ないのです

 

前を向いているから、昔のコーチ仲間にあっても、何か物足りない、寂しい感じになるのかなと、今はわかります

 

 

定年とかで、仕事の務めが全くなくなると、こんな感じになるのかしら、とも思います

(いまの仕事の話がないと、仕事のつきあいだけの昔の同僚には、会っても、盛り上がらない?)

 

ですので、仕事で知り合っても、ごくまれに仕事を超えたつきあいができるかたを、大事にしたい🍀

そして人のつながりや日々の生きる目的があれば、働きつづけたい、と思いました🌊

 

でも仕事の量は、いまのようにたくさんでなくて、ほどほどが良いですね(...都合が良い💦)

そうしたら、かならずしも、会社員という形ではなくても良いのかな、とも思います