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#F022 「ジュエリーダイエット」が教えてくれたこと

2024.05.14 23:00


 最近、〝ジュエリーに頼らない実験″をしています。たまたまジュエリーをつけ忘れて出かけた日、メイクをし忘れたような気分で落ち着かなくて、自分はジュエリーにパワーや自信をもらっていたことに気づきました。でも、その日会った友人が「新鮮でナチュラルで素敵だね」とすごく褒めてくれたんです。ジュエリーは艶や潤いや輝き、自信を与えてくれる存在ですが、知らず知らず安易に頼りすぎていた部分もあったのかも。そして人との関係性を築くうえでも、ジュエリーをしないことで、ちょっとした緊張感や威圧感が軽くなることもあるのかもしれません。

 その日をきっかけに、外出のとき自動的にジュエリーをつけるのではなく、ときにはジュエリーお休みの日を作る、シーンを厳選してつける、という新習慣を始めました。初めのうちは、何もないと潤いや艶が足りない気がして少し不安でした。でも、ジュエリーダイエットのおかげで、これまで以上に服のシルエットや色彩バランス、ボリュームバランス、質感、小物合わせを意識するようになり、何かが自分の中で変わった気がします。肩の力がいい具合にぬけて、ナチュラルなメイクにも興味が湧きつつあります。変わることを恐れずに、ファッションはその日、その時の気分によって楽しむのが大切だと改めて感じます。

 ジュエリーも、バッグなど他の小物と同じで、自分のスタイルに馴染ませ、浮いたり主張しすぎないほうが素敵。そして、つけ続けるとことでさらに馴染み、自分を主役として輝かせてくれます。相手の顔を思い浮かべながらジュエリーや服を選ぶ。それは最高に豊かな時間だと思います。


 髪型がショート~ボブなので、顔まわりはネックレスよりピアス派。服の素材もマット系中心なので、ダイアをちりばめたようなデザインより地金のものが主戦力。カルティエのトリニティやHirotakaのピアスなどを愛用。「見え方や着け心地は大切。お店の事情が許せばアクリルの試着スティックではなく実際につけられたらベストですね」