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古本屋ブックスパーチ | 鹿児島の古書店 | 古本の買取承ります

2024年5月13日(月)

2024.05.13 14:22

日誌をつけたいと思う。

というのも先日「古書目利き市」を開催した時、久しぶりに古書市に参加した先輩から最近の古書市のお客さんってどんな傾向がある?と訊かれてうまく答えられなかったからだ。もちろん「今」の傾向を話すことはそれなりにできるけれども、それまでの流れも含めて話そうとした時、そんなに昔のことでもないのにうまく思い出すことができなかった。自分のことながらそのことがなかなかにショックだった。

そもそも記憶力がさほどあるわけでもない。その場その場でうまく思い出せないことはまああるだろう。

でもせめて記録しておけば、後からでも掘り起こすことはできる。

継続した覚えはないが、とりあえず日誌を書く習慣をつけたいと思ったのが、ことの次第。

ということで始まり始まり。

2024年5月13日(月)晴れ


昨日まで「古書目利き市」だった。企画者として力不足な部分や神経を使うところなどもあったが、多くの方に助けていただいたおかげで無事に終えることができたのは本当に良かった。改善したいことなどをきちんと考えて今後取り組んでいきたい。

そんな気持ちをよそに、やらなくてはいけないことは無数にある。

今日はイベントに持ち出した本を棚に戻す作業だ。

荷物を積みっぱなしの車を朝一で店へ走ろうと一応考えてはいたのだが、案の定疲労で体が重く起き上がれず…。

ネットで注文受けた本の発送作業も考えると、持ち出した本を棚に戻すのは諦めて、発送を優先する判断にした。

それでも店を開店する時間が遅れるかもと思っていたが、通勤も発送もスムーズに終えて、結局いつもの時間に開店できた。

均一棚を外出ししている時に通りかかった人に声をかけられる。

「本の買取はしているか?」と。

普段外に本を置いていても「古本屋がある」となかなか認知されないのだが、外出しの作業をしていると動きが目につくのか気づいてもらえることがそれなりにある。

買取のお客さんは今度本を持ってくることになった。そして流れでお隣のカフェでお食事も取ってなかなか気に入ってもらえた様子。良かった。

溜まっていた事務作業をこなす間は、常連さんがお一人来たくらいでお客さんはまばら。

催事の疲れもあるし今日はゆったりでいいなと思っていたら、初来店で硬めの本をたくさん買われる方がいらっしゃった。

僕も好きなジャンルの本なんだけど、なかなか売れないジャンルでもあるので、買われる方がいるのはとても嬉しい。

事務作業も一通り済んで、疲れてるのにそれなりに頑張った自分へのご褒美に、そしてたくさん本が売れた祝いに、お隣のカフェの好きなメニュー「苺ヨーグルトスムージー」を注文。前に頼んだ時と違い、苺が凍らせてあって細かくカットされていた。それが喉を通る時の飲み心地が大変良かった。また飲みたい。

その後はこれといったお客さんは来ないまま営業終了。

しかし、仕事はこれから。

本を積みっぱなしの車を取りに行き、店内に下ろして、本を棚に戻す作業。

とにかく木箱や段ボールから本を出すことを優先で適当に棚に戻す。

小さい休みも挟みながら1時間ほどで作業を終える。

帰りがてら倉庫に木箱をしまう。

よく働いた1日だったと思う。休み早く来ないかな。