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しお助産院

佐賀市議員さんと対談

2024.05.15 08:34

今日は佐賀市議員の富永さんと開業助産師たちが

しお助産院に集まり、

「佐賀市の産後ケアについて」を

話す機会を設けていただきました。


他県では、産後に困ったとき

授乳や育児の相談ができるチケットがあったり、

デイケアやショートステイも

自己負担が少なく利用できる制度があります。


佐賀県は他県と比べて

産後ケアに対する市の助成が少ないです。


当院も佐賀市の産後ケア事業のひとつとして

参入させていただきたいことを

市の方に何度もご相談しましたが、

難しいですとのお返事ばかりでした。


物価も高騰している今

お金をかけて相談へいったり、

ケアを受けることのハードルが

ますます高くなっていると感じます。


佐賀でも少子化がすすんでいます。

次の世代をつくっていく、

大切にされるべき赤ちゃんや子ども、

そして育てている親や家族。


守らなければならない存在があります。


現行の佐賀市の産後ケアも

利用条件が厳しく、

全員が等しく受けることも難しいです。


産後はみんな

何かしら迷い悩んでいます。


子育てし大県"さが"

と、掲げているならばこそ、

開業する助産師も増えた今、

誰もが気軽に相談することができて、

育児が楽しくなるようにサポートしていけるよう

行政と協力していきたいです。


今日は佐賀で開業している助産師さんたちが

「他県の産後ケア事業」や「内容、料金」など

たくさん資料も準備してこられ、

市議員さんと本当に熱く語られていました!


私は横のつながりというものがほとんどなくて

ひとりで悶々と悩んでいたので

こんなに熱い気持ちで

もっとママたちの支えになりたい!!と

話されている助産師さんたちや

それを聞いてくださる市議員さんを見て

すごく心強くて嬉しかったです。


ここから何か変わっていけたらと思います。


午後におっぱいケアで初めて来院された

産後1ヶ月のママは

「継続して見てもらえるところを探していた」

と、おっしゃっていました。


産んで終わりではなく、そこからスタートです。


そんなママたちの支えに地域の助産院がなれたら、と

熱い思いで胸がいっぱいの1日でした。