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楽助

犬同士が自然にあいさつできるようになるまでの道のり

2019.11.01 03:36

犬同士のあいさつを自然にできるようになってほしい。

そして犬同士で遊んでくれたらいいですよね。

そのためには仔犬のうちからいろいろな経験を積むことが大切です。

お出かけの時にワンコさんと遭遇しても、始めのうちは怖がって固まって見ているだけかもしれません。そのうち何度かすれ違ううちにちょっと興味が出てきて固まっていたのが一歩前に出てこれるようになります。

相手のワンコさんがあいさつに来てくれるようでしたら、あいさつさせてもらいましょう。

始めのうちは来てくれるワンコさんに対して怖くなって飼い主さんの後ろに隠れてしまうかもしれません。それでも大丈夫。何度もあきらめずにトライしましょう。

2回3回と会っていくうちに少しづつ慣れていきます。

いつも会うワンコさんにやっと慣れてきて、顔と顔を近づけることは平気になりました。


次の課題は、お尻の匂いを嗅ぎあうことです。

これもお尻の匂いを嗅がれることに始めのうちは抵抗がありますが、それも近づかれて逃げてを数回、数日間繰り返していくと慣れてきます。


そうしたら次の課題は、初めましてのワンコさんにも怖がらずにあいさつできるようになるです。というように、犬とあいさつできるようになるのも経験の積み重ねなのです。


仔犬は初めての経験ばかりなので、怖がって逃げてしまうのは当たり前の行動です。でも興味もあるのです。怖いけど気になる。だからといって無理強いは禁物です。

怖いけど行ってみようと本人が行動を起こすまで、人間側は待つだけです。


人間側が出来ることは、犬と会う機会を多く作れるようにいろいろなところに出かけることです。犬になかなか会えなければ、ドッグカフェ等犬がいそうな場所に出かけたり、他の犬がよく散歩している時間帯を狙って散歩に出かけたりと工夫をする必要があります。

そしてようやくチャンスが訪れてもこちらの都合どおりの結果(犬との交流の進展)にならないことが多いです。

それでも仔犬はちょっとずつ経験を確実に蓄積しています。

なかなか進歩しないことに、あせりやあきらめを感じるかもしれませんが、

長い目で見ていてください。何か月後に以前の愛犬の状態と今の状態を振り返ったとき、

何かしら進歩しているはずです。


経験を積み重ね、成長という道のりを根気よく進んで行くことが大切です。

しつけは根気です。根気よく続けて下さい。

でも、時々疲れちゃうこともあると思います。悩んだり、息詰まったらドッグトレーナーに相談するのもありです。上手にドッグトレーナーを使うという選択肢も入れておいてくださいね。(できれば、最初からドッグトレーナーに頼ってもらえる方が進みは早いですよ)