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和菓子教室はな

6月のAdvanceIIレッスン

2024.05.16 03:00

池袋教室

6月3日(月)10:30~14:30

 6月は1年の折り返し地点ですね。京都では6月30日にこぞって和菓子の「水無月」を食し、半年間の邪気をきれいに取り除き、後半の半年間を無事に健康に過ごすことができるよう願うそうです。この行事、夏越の祓えに由来するそうですが京都の一般家庭ではなじみのある行事のようです。

 現在では、日本中の和菓子屋さんの店先には6月になると「水無月」が並ぶようになりましたね。当教室でもBasicコースの最初の月6月に外郎製の「水無月」をレッスンしました。今回は、葛製の「水無月」のリクエストを受けて、葛製の「水無月」と焼き菓子の「茶通」、軽羹製の「やまぶき」を作ります。葛製の「水無月」は、大納言蜜煮を葛の中に沈め涼しげに仕立てました。大納言の赤が邪気を払う魔除け、三角形が氷、現代の「水無月」です。焼き菓子の「茶通」は、もうおなじみの味ですね。抹茶をふんだんに使って、美味しい「茶通」を作ります。もう一つは、軽羹製の「やまぶき」です。軽羹といえば、ヤマトイモを使った生地で真っ白なのが身上ですが、一部を山吹色に染めて緑の金団羊羹と張り合わせます。こちらは、写真がまだ用意できていませんができ次第、掲載いたします。

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