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LC=相棒's のじじ~放談!

2つの悪法に共通する“竹中平蔵利権”・・・

2018.12.06 23:15

 日刊ゲンダイDIGITAL 


 【転載開始】


 ■移民法、水道民営化・・・ 

 2つの悪法に共通する“竹中平蔵利権” 

 公開日:2018/12/07  


 今の臨時国会で、政府がなりふり 

構わずに成立を急いでいる悪法が、 

外国人労働者の受け入れを拡大 

する「入管法改正案」と、 

自治体の水道事業に民間企業の 

参入を可能にする「水道法改正案」だ。 

どちらも国民の多数が反対している 

のに、与党はロクに審議しないで 

押し切るつもりだ。 

2つの悪法には共通点がある。 

ともにウラには、あの竹中平蔵 

東洋大教授が出てくるのだ。 


 自公両党は6日、参院法務委で 

「入管法改正案」について採決し、 

あす7日の参院本会議での成立を 

目指す方針。 

改正目的の立法事実も示さず、 

法務省が国会に提出した審議資料 

は“捏造”。 

とにかく改正ありきとしか思えないが、 

改正による受け入れ拡大が大きな 

“追い風”になる団体がある。 

「一般社団法人 外国人雇用協議会」 

(東京・港区)だ。 


 そもそも、外国人労働者の受け入れ 

拡大の動きが具体化したのは2016年 

3月。 

当時、慶応大教授だった竹中氏が 

有識者議員として出席した国家戦略 

特区諮問会議で、早急に検討を行う 

方針が示されたのがきっかけだ。  


 協議会は翌4月、日本語やビジネス 

習慣に通じた質の高い外国人の育成 

や環境整備などを目的に設立。 

受験料8000円の 「外国人就労適性試験」

も手掛け、 

今年9月の第1回試験には、留学生ら 

327人が受験した。 


 改正法成立は協議会や加盟企業に 

とって大きなビジネスチャンスにつな 

がるだろう。 

その顧問に宮内義彦オリックスシニア 

チェアマンらとともに名を連ねている 

のがナント! 竹中氏なのだ。 


 協議会に竹中氏が顧問に就いた 

理由を問うと、 

「弊会趣旨にご賛同いただける識者等 

に、広く顧問就任をお願いしております」 

(事務局)と回答。 

だが、自分が提案した政策で“潤う”業界、

 団体の重役に就くなんて、これぞマッチ

ポンプだ。 


 「水道法改正案」も同じ構造だ。

同法案 は、自治体が施設を所有したまま

運営権を民間事業者に売却する

コンセッション方式の導入が柱だが、

これを強く訴えていたのが、やはり竹中氏。 

今年6月の参院内閣委で日本共産党 

の田村智子議員はコンセッション事業 

の問題点を追及した際、こう指摘していた。 


 「14年5月19日、第5回経済財政諮問 

会議・産業競争力会議合同会議に竹中平蔵氏

が『コンセッション制度の利活用を通じた

成長戦略の加速』という資料を配付している。

(コンセッション導入の) 数値目標は、少な

くとも、空港6件、下水道6件、有料道路1件、

水道6件。これ、そのまま政府の目標じゃない

ですか。竹中さんが提案して、政府の目標に

なっている」 


 竹中氏は16年10月には、自分が会長を

務める政府の

「未来投資会議  構造改革徹底推進会合 

第4次産業 革命会合」で、 

「(世界第2位の水メジャー)ヴェオリア 

世界数十カ国で水道事業をやっている。

ヴェオリアは日本に進出しようとしている

けれども、日本にそういう企業 がない」と

発言している。 


  そうしたら翌17年3月、浜松市が実施 

した下水道事業のコンセッション方式で、 

ヴェオリア・ジャパンのほか、竹中氏が

社外取締役を務めるオリックス などの

企業グループが運営権を25億円で落札した

のだ。  


 これじゃあ

〈すべての怪しい利権は竹中氏に通ず〉

ではないか。 

加計問題でも明らかになったが、安倍首相

の取り巻きが「有識者」として政府組織に

潜り込んでボロ儲けする国家私物化システム

はいい加減、 見直すべきだ。 


 【転載終了】 

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  このマッチポンプは、小泉政権時代 からです。  


 小泉政権で「派遣法改正」を主導し、 

本人は、ちゃっかり派遣大手のパソナ会長に

収まっています。 


 今回も同じことをやっているというこ ですね。


 本当に、この国はおめでたい。

 完全に、メジャーの食い物にされています。 


 全てが、政治力の貧弱さです。