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ミス

2024.05.16 12:15

あるピアノの先生の投稿で


「うんうんうん、、そうそうそう、、」


と、心から同感したお話があったので


みなさんにぜひ読んでいただきたくて

受け売りですが、

ここに書かせていただきたいと思います。




演奏中にミスをした時、

ちょっとパニックになって演奏をやめてしまったり、「わぁ!」「ごめんなさい!」など

リアクションをしてしまう生徒さん、結構います。


これが習慣化してしまうと、

本番でのパフォーマンス中でもミスをした時に

集中力が切れたり、ペースが崩れる原因になります。


大切なのは感情のコントロール。

感情を込めないと良い演奏は出来ないけれど、

感情を込めすぎたり、

きっちりとコントロールができていないと、

小さなミスに必要以上にダメージを受けてしまう。



【改善方法】

まずは、間違っても最後まで

ポーカーフェイスで弾き切る練習をしましょう。

それが出来たら今度は短い曲や、

長い曲なら分割して、

チェックポイントまでは止まらない練習。

ミスした部分は後できっちり

抜き出し練習をしたら良い。


一人でそれが出来るようになったら、

今度は誰かの前でも出来るように、

少しずつ慣れましょう。


レッスン中、生徒には

私が止めない限り演奏をやめないよう言います。

自分が思っているほど、

ミスは音楽にも聴いている人にも影響を与えない。


いちいちリアクションしたら、

自分で「私今ミスしました!」と

宜言しているようなもの。


大丈夫、宣言しなくても

先生はちゃんとミスに気づいていますし、

止めないって事は大したミスではないという事です。

それよりも、

リアクションしている余裕があったらミスをカバー、

切り替えて、ここからの一音一音を大切に

演奏する事に全力で集中しましょう。





「自分が思っているほど

 ミスは音楽にも聴いている人にも

  影響を与えない」


これは、わたしもいつも生徒さんに言います。

大人の方にも子供にも…


「どうやったらノーミスで弾けるんですか?」と、

生徒さんに聞かれたことがあるんですが、


「わたしもノーミスで弾けることなんて

滅多にありません😅」


と、答えています。


ホントです、、、、

ノーミスにこだわるより

ひとつひとつの音を大事に、そして曲の表情。。

その気持ちが伝わればものすごく感動します。