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近視進行抑制治療を開始します

2024.05.17 02:19

小学生からタブレット授業が導入され、今後、近視の児童は増加の一途と予想されます。

極端に進行した近視は将来の視力低下につながる病気のきっかけにもなるものです。

一度進行した近視は無かったことには出来ません。近視進行抑制治療は近視が進行しやすい成長期からの対応が必要です。

低濃度アトロピン点眼は、近視の進行を遅らせる(眼軸長の伸展を抑制する)という点で

臨床的にも有意義な効果が確認されている治療法の一つです。

就寝前に1回点眼するだけですので、痛みや苦痛も伴わず、お子さんも保護者にとっても、とても楽な治療法です。

最適な濃度(0.01%、0.025%)のアトロピンを点眼する事により、近視の進行スピードを効果的に抑えると同時に、アトロピン1%点眼薬よりも副作用を軽減しています。

令和7年4月より、0.025%は国産の点眼薬が発売になり,更に令和8年6月からは選定医療になりました。

♦ 重篤な副作用の報告はありません。

*この薬の本来の作用により、一時的に瞳孔(黒目)が大きくなりまぶしく感じますが、

数時間でほぼ正常な状態に戻りますのでご心配ありません。

♦ 近視の進行を平均約60%軽減させる良好な点眼薬と言われております

*日本での疫学調査では約50%という報告があります。


当院での治療の流れ

点眼薬治療が可能かどうか

視力検査を行います(保険診療)

      ↓

精密検査および点眼指導を行い1か月分の点眼薬を処方します

(要予約 約90分)

      ↓

1か月健診

眼の状態に問題が無ければ3か月分の点眼薬を処方します

      ↓

以降、3か月に一度の定期検査を受けて下さい

年に1度精密検査を行います

成長が止まる18歳ごろまでの継続治療が理想です
最低でも2年間は継続してください)


1%アトロピン点眼の副作用として、アレルギー性結膜炎、瞳孔が広がることによるまぶしさ、近方の視力低下、眼圧の上昇、顔の発赤、などがあげられますが、100倍に希釈されていることにより、副作用の発現は抑えられています。


低濃度アトロピン点眼薬(リジュセアミニ)を使用するにあたっての注意点

 近視進行抑制治療は選定医療です

検査は保険診療、薬剤は全額自己負担です

*あくまでも近視進行の抑制治療であって、現在の近視を治すものではありません。今後進行するであろう近視を50~60%抑制するものです。

*治療には適応年齢、近視の程度の判断が必要ですので、治療出来ない場合もございます。


料金について

<初回 > 

           検査料   保険診療分

   点眼薬1か月分  4,500円   (税込み4950円)      

<1~3か月健診>

   検査料   保険診療分

   点眼薬3か月分   12,000円     (税込み 13200円)


*紛失時の点眼薬 1か月分     4,500円(税込み4950円)

*上記点眼薬は0.025%の金額です

*0.001%につきましては現在使用中の方で終了とさせていただきました。 


もっと詳しい情報を希望の方は、下記のline登録から参天製薬提供の情報をご覧いただけます。

現在、近視進行抑制用コンタクトレンズ、近視進行抑制用眼鏡も準備中です。

点眼治療殿併用も可能ですので、準備出来ましたらご案内いたします。