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勝手に比較!住宅の設備・建材まとめてみました!~食器洗浄機編

2024.05.23 03:00

家事の時短の強い味方

食器洗浄機(以下、食洗機)は、高温かつ高圧の水流で食器の汚れを落とす。そのため、手洗いよりもきれいに洗える。食事の後片付けの負担が減るなどメリットが多い。



家事ラクで衛生的など、メリットいろいろ
それぞれの家庭にあった機種選択で満足度がアップする

家事の負担を軽減できる食洗機。導入後の満足度をあげるには、使う人にぴったりな機種を選ぶことが重要だ。

食洗機は大別すると、ビルトイン型と卓上型の2種。そして、ビルトイン型には、スライドオープン型とフロントオープン型がある。それぞれのタイプにより使い勝手が違う。

スライドオープンは国内メーカーの主流のタイプ。浅型と深型があり、浅型は洗える食器のサイズや点数が限られるがコンパクト。深型なら容量が大きく、大皿を洗えるものも。

海外メーカーの製品はフロントオープン。庫内の容量が大きく、たくさんの食器を一度に洗える。海外製品に多い60cm幅は、大家族で広いキッチン向き。日本の住宅に導入しやすい、45cm幅も揃う。

食洗機は、勢いのある高温の湯で洗うため、汚れ落ちがよく、衛生的だ。手荒れがなくなり、時間的余裕もできるなど、導入のメリットは大きい。洗える食器のサイズや点数など容量が足りるか、なども確認して、生活にマッチする食洗機を選びたい。

また、既存の食洗機に「音がうるさい」「汚れ落ちが悪い」などの不満があれば、性能がアップしている最新機種に交換するのもよいだろう。



食洗機の選び方ポイント

設置場所の確認


設置タイプを決める

  フロントオープン

  スライドオープン


容量の確認

◉日々、どれくらいの食器を使っているか、適した容量を見極めることが満足度につながる。生活スタイルによっては、食洗機を必要としないケースもある。



【知っておこう!】タイプ別 食洗機の特徴



【豆知識】
食洗機で洗えないものもあるので要注意

食洗機を導入するなら、「洗えないもの」があることを知っておきたい。手持ちの食器が食洗機を使えるものか、確認しよう。



ビルトイン食洗機のいろいろ

国内メーカー品

主流はスライドオープン。機種豊富なスライドオープンはさまざまなグレードがある


後付けもできる、奥行き60cm

フロントオープンタイプ

RSW-F402CA(リンナイ)


幅45cmの深型スライド式

ハイグレードタイプ

NP-45KD9AP(パナソニック)


幅45cm浅型タイプ

条件があえばシンク下に設置可

NP-45MS9S(パナソニック)


奥行き60cmに設置できる深型大容量タイプ

NP-45MC6T(パナソニック)


奥行き60cmのキッチンに組み込めるコンパクトサイズ

RSW-C402CA(リンナイ)


52点の食器を収める幅60cmのワイドタイプ

RSW-601CA(リンナイ)



海外メーカー品

フロントオープン型が揃う。60cm幅の大容量タイプも多い


下部バスケットが持ち上がり、食器の取り出しが楽にできる

FEE93810PM(AEG)


いろいろな形の食器をセットしやすいバスケット

G5644SCi(ミーレ)


バスケットの高さを調節でき、いろいろなサイズの食器に対応

SPI6ZDS006(ボッシュ)



【ひとことMEMO】
「収納できる食器の数」を機種選びの参考に

収納できる食器の点数は、庫内容量の目安になる。食器点数だけでなく、何人分の食器が洗えるのかという表記をしているカタログも多い。ただし、家庭により1食に使う食器の数も大きさも異なるので、あくまでも参考程度に。バスケットの形状により、セットできる食器の形やサイズも違う。大皿を使うことが多ければ、大きな皿をセットできるものを選ぶとよいなど、普段使う食器をセットできるかどうかも機種選びのポイントにしたい。

▲実際には、どれくらいの食器を使っているか、いつもの食事で数えてみよう



リフォマガ2024年3月号掲載