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酒場BETTAKO

BETTAKO -其の287-

2024.05.17 18:30

二件目どうするツマミのハナシの放送後

8ヶ月が経とうとしている。

静街なる路地裏の酒場の暖簾を潜られる

方々達や、再訪の方々達に感謝の日は続く。


そんな金曜の商いを終えた店内。

東京では会社員、ご実家のある大三島では、

みかんを育む農夫でもある杉ちゃんから、

郷土の土産を頂いた先日。

少しだけ遅ればせながら、封開けでご賞味

させて頂いた。

しまなみ海道の小さな地ビール醸造所

大三島ブリュワリーさんが拵えた、

ブロンドエール alc5%。

まずグラスに注ぎ入れたブロンドエールの

香りと味わいを、しっとりと利いてみた。

貴賓な薫りの奥に眠る、モルトの旨味と香りが

時間差で口の中で広がる。


Am:a-1.50bc+3.91(435ml) Kr:bc/1.44-ac3.14

At:ba4.05-ca1=(3.64mm)/tm2.0m-5.0m-13.0m


冷やされ間もない口当たりと薫りは、

時間の経過と共に、味わいの変化を、

楽しめる事ができる。


経過時間に合わせた、アテを妄想しながら

嗜むなんざ、少し贅沢な利きエールでもあった。

痛風持ちとはいえ、ブロンドエールの

クオリティは、ビール好きの私にとって、

的を得た醸造製品でもあった。


醸造所でテイクアウトもされているそうだが、

私的には、少しスパイス効く、カリッと揚がった

カレーパンを嚙りながら宮浦本川の川沿いを歩き

瀬戸内の海が広がる景色の中で、

テイクアウトしたエールの品々を、地べたに

座って飲み干したいそんな妄想を抱いてしまった。


大三島ブリュワリーさんご馳走様でした。


今回、ブロンドエールを賞味させて頂いた、

大三島ブリュワリーさん、そして郷土の土産を

態々、愛媛県今治市大三島町宮浦から、

滝野川の地に届けて頂いた杉ちゃんに感謝。

そんな先程でもある。