蓮の栽培。
今年は、蓮の栽培に挑戦しています。
1 はじめに
昨年の秋、市内で蓮を育てているお寺さんから蓮の種を10粒頂いてきました。
お寺の奥様から丁寧に育て方を教えて頂き、春先に種植えするのを待ち遠しく思っていました。
そして、ようやく楽しい育成時期がやってきました。
2 種植え(発芽処理)
種は、殻(から)が硬く そのまま水に浸していても中々芽が出てこない為、殻の凹んだ方をニッパー等で少し欠いでから水に浸します。
温度が15度以上に成り光を十分確保しないと成長しない為、4月中旬、ポリバケツに種を浸しました。(水の深さは10㎝以上必要)
すると、4~5日で種から発芽が確認されました。
芽が次第に生長して水面に出てから葉が開きました。
二つ目の芽が出始めて水面に到達し、二葉になる頃になると種から根が出始めます。
3 鉢植え
二葉になって根が出始めた頃(5月)、水鉢に田の土・荒木田(赤玉に2割の腐葉土を混ぜたものでも良い)を半分入れて水を張り根を傷めない様に植え付けます。
水鉢は、庭の片隅に置かれていた鉢等、有り合わせの物を用意しました。
4 おわりに
現在、蓮は生長中ですが葉を小さな虫に食べられたりして思いがけない事が起こります。
上手に華を咲かせることが出来るか毎日心配しています。
6月までに水鉢に植え付ければ、9月までに蓮華を咲かせることが出来る様なので、綺麗な華が咲くのを楽しみにしています。
もしも今年、栽培に成功したならば、2年目からは種からではなくレンコンを株分けして分根で栽培することが出来ます。コツさえ覚えて慣れると それ程大変では無いかもしれません。
種を頂いたお寺の和尚さんが書かれたチラシを見れば、
・蓮は平和の象徴
・幸運・創造力のシンボル
・蓮華は、永遠なる命・生命の花
と書かれています。
是非、懐古庵に蓮の華を咲かせて見たいと思います。
古民家ギャラリー 懐古庵