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ホームステイ宅へ無事に辿り着けるか?
それが最初の関門である
初めての独り海外で
ドイツでの乗り継ぎ
しかもフランスのトゥールーズ空港には
夜の9時半着
日の入りは16時半と真っ暗闇の夜
人気も少ない中で
スーツケースを2個ガラガラ引いた
ウロウロ、キョロキョロした
独りの日本人女性を想像してみた
冷や汗が出る、、、
更に、空港からホスト宅へは
自力でタクシーで向かう、、、
出た!フランス語の出番だ!
À cette adresse,S'il vous plaît
「この住所までお願いします」って
住所見せれば何とかなるだろう
ここで更に想像してみた
真っ暗な(恐らく街頭なんてない)夜中に
ポツンと降ろされ、、、
ヒュ~ヒュ~極寒の木枯らしに吹かれ
スーツケース、ガラガラ引きながら
目当ての家がどれか分からない
そもそも日本みたいに表札あるのか?
暗くて老眼の私に見えるのか?
ピンポーンなんてものが分かるところに
存在するのか?
夜中だよ?他の家と間違えなんて許されない
泣き出す私は、、、49歳
恐ろしいーーー!
そこで、仲介者の
フランスパラディさんに聞いてみた
フランス人は親切だから
タクシーの人も
家まで案内してくれるだろうって
なんだ、取り越し苦労かぁ
空港に着いたら、マダムに電話しておけば
そろそろ来るって待っててくれるから
大丈夫ですよ!
ほっと胸を撫で下ろす
いや、待てよ?
電話?
通話は高額だからNG
かかってきた電話も費用がかかるから無視
機内モードにするのが海外旅行の鉄則
のはず、、、
どうする?
そうだ!LINEの手があった
早速、友達申請の意向を伝えると
フランスはLINEの普及がない
ショック↓
その代わり
WhatsApp というアプリが主流と
日本ではまだ殆ど普及されていないが
早速インストール
マダムに友達申請を済ませ
これで空港から心置きなく電話できるっ
ほっ
ん?
電話?
フランス語じゃんかーーー!
初めてのフランス人との会話
通じるのか?否か?
通じなくても、私って分かるからいっか
ホームステイまで、あと10日