優しくて、明るくて、好きだけど…。いっしょにいるのがつらくなる。
好きだし、大切な友達なんだけど、
どうしても合わない部分がある人っている。
でも、価値観は人それぞれだし、それを言うのもなんか、だし。
友達のZちゃんは、すごくいい人。優しいし。
明るくて気も合うし、いっしょにいて楽しいし。
でも、でも、でも。
ひとつだけ、いっしょにいて苦しくなるトコロがある。
Zちゃんは、自分の考えや、気持ちの感覚が、
すべての人に共通だと思ってる。
自分が悲しいことは誰も悲しい。
自分がしてもらってうれしいことは、誰もうれしいはず。
言ってもらってうれしかったことは、相手にも言う。
感覚って人によって違うんだと思うの。私は。
自分がよかれと思ってしたことが、
相手にとってはありがた迷惑なことってあると思う。
私だって、無意識にそうしていることいっぱいあるし。
Zちゃんは、「自分は正しい」ところから、動かない。
確かに、Zちゃんの言うことや考えは正義だと思うけど、
正しいだけの場所からは、見えない心のひだってあると思うんだ。
……そんな自分の考えをZちゃんには言えない私。
どう言っていいのか分からないし…。
それはZちゃんの感覚であって、間違っていることじゃない。
私と感覚が違うだけ。
でも、この感覚の違いが、いっしょにいることを難しくさせるんだよね。
きっと。
今まで何度か、感覚の違いを感じてしまう場面があったけど、
今度そういうことがあったら、
私はZちゃんとは、距離を置いて付き合うようになる気がする。
例えば、すごく悲しいことがあった時、
私は、そっと見守っていてほしい方なんだだけど、
Zちゃんは、肩を抱いて、いっしょに泣いて、
励まし合うのが友達だって思ってる。
これは価値観の違い。
お互いいっしょにいるのがつらくなる。
Zちゃんが、落ち込んでいる時、
私は、何も言わずにそばにいるか、
もしかしたら、少し離れた所にいて、様子を見守ってるかもしれない。
Zちゃんにしたら、優しくない友達になってしまう。
あー。
優しいとか、悲しいとか、うれしいとか、
そういう「人」の感覚って難しいな。
これが友達じゃなく、恋だったら、
すごく好きなのに、いっしょにいると傷つけ合うふたりになるんだよね。
そういう恋もしたことあった。
つらかった。
結局、お互い傷つけ合いながら、別れたけど。
自分の持つ感覚って、価値観って、直すことは難しい。
でも、自分とは違う感覚を持つ人がいるって知ること、認めることは、
とても大切なような気がします。