自分が変わる必要が本当にあるのか?職場の相手に合わせることが仕事の最低条件になってしまいやり辛さを感じたら
社会人生活を過ごしていると、必ず人間関係の壁にぶつかることはありますよね。
「あの人は無視をする」
「あの人は仕事を教えてくれない」
「あの人とはなんとなく合わない」
退職理由の多くがこの人間関係にあります。
しかしながら、人間関係が退職理由だと面接で言ってしまうと
「上手な人間関係ができない」とネガティブなイメージをもたれてしまうと思い
なかなか言えません。
しかし
抱える課題を解決するための手段として転職をする目的が
「良い人間関係を構築できる職場で働く」事であるため
選考を通してこの点をクリアにしないと意味がありません。
一緒に働くであろうメンバーの情報は、面接官は持っていますが
面接の際にあまり出てこないので、難しいですよね。
そういう場合は自分の弱みを聞かれた場合に
「シーンとした雰囲気だと集中ができない」
「知らない事を知っている様に話されることが苦手」
「何かをする前にしっかりと確認をしてからやりたい」
などを伝える事も一つですし
過去に上手な質問の仕方だなーと思ったのが
「自分はこういう特性の人間だと考えていて」
「こういう状況ならより活躍できると考えています」
と前提にして、事実確認を進めるというやり方です。
マッチングの本質をついていますので、直接的には聞きづらい情報も
双方が具体的に話せる内容です。
筆者も過去に人間関係で失敗した経験がありますが
その際に言われた言葉を今でも覚えています。
「相手を変えるより自分が変わる方が楽でしょ?」
当時は、本当にそうかな?とずっと考えていました。
その人が組織にとって唯一無二の存在で
非常に大きな利益貢献をしているとしたら
その通りだと思います。
ただ、上記ではまったくなく
保身から様々なものを放棄しているとしたら
サラリーマンとして長く働く手段の一つかもしれませんが
自分を変える=その人に合わせる事というのは身を守るための手段であって
その人から情報として学ぶ事はあれど
社会人としての姿勢で学ぶ内容はネガティブなものなのではないか?
自分を変える事に対しても目に見える結果が必要で
良い方向に進んでいるか、悪い方向に進んでいるかの判断は難しく、他者からの評価で初めてわかります。
何が言いたいかというと
組織として「その人物に適応する事を周りが求めている」としたならば
それが評価になります。
「その人と上手にやって実績をだすこと」がミッションになります。
一種の業務を進める上での負荷がある状態ですので、自分の良心やプライドなどとの葛藤がここに生じて、変えたいか?変えたくないか?の二択になります。
変わる事はおそらく、誰でも出来ます。
幼いころから環境とともに誰もが変化していますから。
本当に難しいのは「変えたい」という決断をすることです。
相手を変える事は、実績を出してからの話ですので先になります。
業務改善や監査がミッションでの入社なら別です。
常に相手に合わせて変わる事は必ずしも成長ではありませんが
職場で生き抜くための手段の一つです。
入社早々に「あの人と合わないです」と新しい上司に言ったとしても
そのポジションで入社をするために採用活動をしてきたので
「じゃあ、部署変えよう」
「あの人、異動させよう」
にはあまりなりませんよね。
「この会社でこの職種で働く」意志を持っていればキャリアの本質を見失わずに、方向修正ができます。
「なんとなくこの会社で働く」場合はキャリアから逆算していないため
本質が条件面に寄ってしまうので、逆に攻略のハードルが上がります。
直面している課題が本質となりやすのは後者で、転職段階でのハードルが上がるのも
実績により個人差はありますが後者です。
ですので、事前に準備をして予防することが一番の対策なんですよね。
個人での対策に限界がある場合は転職エージェントの利用をオススメします。
過去の退職理由などもデータとして有しているため、応募したい会社に多い退職理由が今回の転職理由と同じ場合なども
事前に知る事ができますので、現実的に活動が出来ます。
あなたがやりやすい環境はあるはずですので、情報の量と質を増やして是非見つけてください!