終の棲家だったはずのマイホームも手放す羽目に・・・
週刊ポスト2018年12月14日号
【転載開始】
■人生100年時代
終の棲家だったはずのマイホームも
手放す羽目に・・・
日本人の平均寿命は男性約81.1歳、
女性約87.3歳(2017年)に達したが、
実は、日本人の“本当の寿命”はもっと
長い。
同い年の2人に1人がその寿命まで生きる
「50%生存年齢(寿命)」を試算すると、
現在55~60歳の男性の 「2人に1人」は
90歳超、女性の半数は100歳近くまで
生きると推定されている。
人生100年時代は“遠い将来世代”の問題
ではなく、現在の50代、60代の世代が
直面する現実なのだ。
人生100時代を見据えるとマイホーム
の老朽化は見落とせない。
木造住宅の寿命は平均30~40年とされ、
マンションも50~60年経てば老朽化が
進んで建て替えを具体的に検討する段階
になる。
現役時代に「終の棲家」として購入した
はずなのに、高齢になって高額な建て替え
費用を負担できず、家を手放さなければ
ならないケースがこれから増えてくる。
ニッセイ基礎研究所の村松容子・
准主任研究員が語る。
「人生80年時代には、子供がリタイアする
頃、親が平均寿命を迎えて家や預貯金を受け
継いで年金生活に入るという相続のサイクル
があった。
しかし、寿命が延びても退職年齢は65歳
だから、子供がリタイア後も働いて十分な
給料を得るのは容易ではありません。親子
とも年金生活という期間が長くなってしまい、
相続財産をどんどん切り崩して食いつながな
ければならなくなる」
そうして蓄えが尽きてしまえば――。
年金、相続から介護、老人ホームへの入居まで、
発想を根本から変えなけれ ば、親子2代の
老後資産の破綻が待ち受けている。
【転載終了】
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私達夫婦が話し合ってきた事案です。
我が家もすでに築42年になろうとして
います。
周りを見てもほぼ築年数は同じです。
ほとんどのご家庭の子供さんたちが実家
に入らず、別に家を建てています。
当然、近所では空き家が増えていってい
ますが、敷地面積が狭く、家が古いため、
ほとんど売れない状態です。
我が家は、1区画半あるので、更地に
すれば売れるとは思うのですが?
子供たちは、会社の近くに家を建てたい
ようで、次男はすでに近々新居の引き渡しが
あります。
お嫁さんの出産と引っ越しが重なってしま
いそうですが。
実家が負の遺産になってしまわないよう、
更地にして売却する方向で考えています。
自分たちは、出来れば賃貸マンションに
入れればいいかなと。
出来るだけ、所有している不動産は現金化
する方向になると思います。